まもなく家が完成します2008/04/01 22:54

 一昨年から南西諸島方面で物色していたのですが、昨年の夏に一目惚れした物件がありまして、しかし場所がらけっこうお安かったため、即決で決めた土地に建てていたセカンドハウスがまもなく完成します。

 海抜は15メートルくらいですが、家の前になにも邪魔するものがないので太平洋が一望できる家です。敷地は約1000坪ですが、大部分は雑木林というかジャングルというかで荒れ放題であるものの、いずれ住むようになったら整備して果樹園兼ハーブガーデンにしたいと思っています。でも家は平屋で 40坪ほどの質素なものです。

 問題は、その場所に行くのに航空運賃がそれなりにかかること。いったん行くとやはり一週間は滞在しないと交通費だけでたいへんそうなことです。 65歳になっていまの仕事ほ縮小し、公的および私的年金を受給できるようになれば、いまと反対の暮らしパターンにして「たそがれ」三昧(参考は映画「めがね」)したいと思っています。ほぼプライベートビーチで海を見ながらネットで興味ある本を注文するというのもいいのではないでしょうか。

 その南の島のセカンドハウスでゆらゆらとまどろんでいるところで、今朝も目が覚めてしまいました。んで、早朝においでになる患者さんのために点滴の準備をしに出かける午前7時半。

言いかた変えればコクミンは納得するでしょ2008/04/02 09:53

首相「後期高齢者医療制度の評判が悪いようだねえ」
官僚「なにしろ後期『高齢者』というのが失礼だという声は多いですから」
首相「高齢者は高齢者でしょ。事実なのになぜそういうふうに思うのかねえ」
官僚「ほんとに、です。庶民は馬鹿ですねえ」
首相「ところで、後期というからには前期もあるのかね」
官僚「はい。前期高齢者は65歳以上74歳以下の世代をいいます。この言葉が公けに使われている制度もございます」
首相「なにっ。では私は前期高齢者なのか」
官僚「ははっ。そういうことになります」
首相「失敬な。そ、その後期高齢者という言いかたはやっぱりよくない。別の呼びかたを1時間以内にいくつか考えてきなさい」

1時間後

官僚「『姨捨医療制度』や『シルバー医療制度』というのはいかがでしょうか」
首相「ばかもの。映画のタイトルや電車の座席と法律をいっしょにするな」
官僚「す、すみません。閣下にはなにかよいご案が…」
首相「『長寿医療制度』というのはどうじゃ」
官僚「なるほどぉ。さ~すがですなあ」
首相「ではマスゾエ君にそれで発表するように伝えたまえ」

というふうに決まったのに違いない。

■■お知らせ■■2008/04/02 22:56

 数日前から過去の記事にspamコメントが大量につけられるようになりました。たびたび処置をしていますがあまりにもひどいので、しばらくのあいだコメントは私がチェックしてから公開する設定にします。

 コメントしていただいてから直後には反映されませんが、事情をお察しのうえ、ご理解をお願いいたします。

ペイジー(Pay-Easy)2008/04/03 21:32

 今年度から納税などにできるだけペイジーを使おうと考え、今日、若干の不動産関係の税金と娘の国民年金保険料を入金してみた。

 あっけなく手続きがすむので、これはこれで便利だと思うが、手元に領収印が押されたものものしい控えが残らないのがちょっと不安である。とくに年金のほうは支払先が社会保険庁なので「だいじょぶかあ」などと思ってしまう。画面にはきちんと支払者名も支払先も自動的に表示されるので、電脳内では処理できているようだが、さてそれがきちんと社保庁の記録とリンクするのだろうか ^^;

 まあ、これまではコンビニでの支払いでも現金を用意しなければならなかったことを考えれば、さらにキャッシュレスになったということで、いまのところ今後も利用するつもり。でも、なんだかリアリティがないので「納税の怒り」というようなものが弱まる恐れがあるなあ。

コメント機能を一時停めます2008/04/04 08:38

 その後もspam攻撃がやまず、ひどいときには1分に数回のコメントになります。朝日ネットのほうで対策していただいている気配も感じられないので、ちょっとコメント機能を休止します。1-2日して再開してみますので、しばらくご容赦ください。

 なにかありましたらメールで…。

tkamino@wandoya.com

綾部の先輩は元気だった2008/04/04 23:26

 予定を入れていない金曜日、ほんとにひさしぶりに綾部の友人宅に。

 時間の流れが無視されるそこでは、俗世間は無視。もっとも、携帯電話でいろいろ入ってくるのは在宅療養支援診療所の管理者としてはやむを得ず。すこし前までは「圏外」だったのに、いまは3本立ってます。

 意識しなくていつのまにか9時間も過ごして、暗くなりそうになって現実に引き戻されつつ。

大淀2008/04/05 23:56

週末午後4時の商店街
 20代と30代に奈良県吉野郡大淀町の町立病院で仕事をしていた。その当時に外科の教えを請うた先輩がその後その病院の院長を務められ、そしてこの3月で定年退職されたお祝いがあり、電車を乗り継いで大淀町まではせ参じてきた。

 まえに大淀に行ったのは、先輩が院長に就任されたお祝いの宴席に参加するためだったので、じつに10年ぶりということになる。

 午後4時すぎに最寄りの下市口駅に着いた。午後5時からの開宴まで時間があったので、勤務していた病院まで駅前商店街をブラブラと歩いた。人がいない。そしてご多聞に漏れずのシャッター通り化が著しい。

 そもそも、大峰山をはじめ奈良県南西部への玄関口である下市口駅には、以前はあちこちに走るバスがたくさん待機し、いわゆる駅前広場然としていたのだが、駅舎は変わらぬものの、駅前はシャッターどころか建物そのものがなくなって空き地が目立つ。バスは1台も停まっていない。タクシーこそ数台待機しているが、乗る人なく手持ち無沙汰の様子である。

 国道から吉野川ごしに見る病院、外観こそほとんど変わりはなかったが、看護師不足のために病棟閉鎖をしていて真っ暗な建物があるのだという。渕の真上の満開の桜がなんとなく寂しげである。まわりにたくさんあった飲み屋さんもほとんどなくなっているということだ。宴会中締めのあと、ほんとうにまったく人のいない暗い商店街を抜けて阿部野橋行きの特急に急いだのは、帰路の道のりの長さを案じてのことだけではなかったのである。

遅まきながらの春支度2008/04/06 23:00

 診療所のテラスの植物たちならびにメダカの棲み処の整理。ずっと気になっていたのだが、ようやく春支度ができた。

 原因不明で枯れている葉が多発しているカポックの処遇をどうするか迷ったが、私の背丈より高くなっているヤツなので、もうしばらく様子をみることにする。パートナーは綾部でいただいてきたいろいろな苗を植える環境作りに没頭。私ともども腰痛持ちなので、かけ声つきでなければ動けないのがつらい (泣)。私は途中ちょっとさぼってレセプト提出作業(のフリ)。

 けっきょく夕刻から合流した娘ともども、ほぼ午後のすべての時間をかけて、なんとか春支度がすんだのはもう日が暮れかけたころであった。

 やれやれ。