はげしい水曜日2009/12/23 22:44

 もともと水曜日は基本的に診療の予定を入れず、事務仕事や書類書きにあてているのだが、ショートステイや通所介護の日程の都合があって今日は1件だけ訪問診療の予定を入れていた。そして、両親が入るお墓の清掃契約の更新ともども年末のお墓参りをすることにしていた。

 深夜3時すぎに患家からのお電話があり緊急の往診。その処理をすべて終えて帰宅したのが5時半ごろで、すっかり目が覚めてしまったのでそのまま起きていて午前の予定に入る。訪問診療のあと恬の薬をもらいに動物病院へ。その後お墓のある高安山霊園へ。年末の祝日でひどく道が混んでいる。すぐ下の弟に渡すものがあって、年末だというのに仕事が立て込んでいて事務所に詰めている弟のところへ。

 午後4時ごろに帰宅して恬のお散歩に出たところでまた別の患家から往診の依頼。あわててもどって往診。入院での精査加療が必要と判断して病院に依頼。

 依頼した病院(かつての私の勤務先)の救急外来を覗くと、旧知の内科医が診察してくれていた。私よりは若いがそこそこの年のこの医師が休日当直をしている。聞けば、最近の若いセンセイたちは当直をいやがるのだそうだ。当直ナシという条件ならということで常勤医をようやく確保しているらしい。外科医はともかく、内科医にその傾向が強いのだそうだ。

 私らの感覚では「そんなヤツが医者するな」と言いたいが、病院現場でそんなことを言ったら若いセンセイはすぐ辞めちゃうのだという。情けないのぉ。

 ひさしぶりはげしい一日であった(ある意味、水曜日でよかった)。