新規・要支援 ― 2010/02/16 23:34
午後から介護認定審査会。
介護保険制度が始まった平成12年の直前に委嘱されたので、ほぼ10年も審査会委員を続けている。しかもずっと合議体の長。
だから、審査する内容の変化をリアルタイムに見ているわけで、ともかく最近の審査会では「新規」と「要支援」が多い。つまり、つぎつぎに新規に申請する人の絶対数が増えているらしい(要は高齢者がどんどん増えている)こと、そして、住宅改修を第一に希望する新規では要支援レベルが多い。
前者については当然だし、これからもどんどん増えるはず。本邦全体が高齢化しているのであたりまえだ。
後者。景気の悪さのために介護保険の住宅改修に乗り出す業者さんが増えているのか、ともかく刹那的に介護保険の給付を求める。改修がすめば期限が切れてもべつにかまわぬという裏が見えるものも少なくない。
まあ、いまの世の中、キャッシュフローが増えるのは悪いことではないが、しかしこんなことを続けていたら、そのうち介護保険の緊縮が検討されるようになりかねない。
で、私はぼつぼつ審査会の仕事はやめたいなあ。
介護保険制度が始まった平成12年の直前に委嘱されたので、ほぼ10年も審査会委員を続けている。しかもずっと合議体の長。
だから、審査する内容の変化をリアルタイムに見ているわけで、ともかく最近の審査会では「新規」と「要支援」が多い。つまり、つぎつぎに新規に申請する人の絶対数が増えているらしい(要は高齢者がどんどん増えている)こと、そして、住宅改修を第一に希望する新規では要支援レベルが多い。
前者については当然だし、これからもどんどん増えるはず。本邦全体が高齢化しているのであたりまえだ。
後者。景気の悪さのために介護保険の住宅改修に乗り出す業者さんが増えているのか、ともかく刹那的に介護保険の給付を求める。改修がすめば期限が切れてもべつにかまわぬという裏が見えるものも少なくない。
まあ、いまの世の中、キャッシュフローが増えるのは悪いことではないが、しかしこんなことを続けていたら、そのうち介護保険の緊縮が検討されるようになりかねない。
で、私はぼつぼつ審査会の仕事はやめたいなあ。