年度末 ― 2011/04/01 00:00
べつに仕事で年度末は関係ないのだが、世の中は年度末。でも今年は年度末と言っておられない。
年度末だと言う言い逃れは、今回はできないよ。
圧力かけてるなあ ― 2011/04/01 23:30
「今度は航空機が異常接近 中国国家海洋局、3月以降3度目」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110401/plc11040120510032-n1.htm
震災と原発で混乱している日本の様子をうかがうような中国の圧力。尖閣ビデオ流出で海保をクビになった(!)一色さんの「何かのために」 http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%95%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-sengoku38%E3%81%AE%E5%91%8A%E7%99%BD-%E4%B8%80%E8%89%B2%E6%AD%A3%E6%98%A5/dp/4023309206 に繰り返し書かれていることだが、国難のいまもあえて続けて火事場泥棒的な領海侵犯には気をつけなければならないのではないか。
支援を表明する裏でスキをつく、国際標準の外交に遅れをとってはなりませぬよ。
楽しい時間 ― 2011/04/02 22:41
twitterでお知り合いになったかたとミニオフ。
ご夫妻でいらして、しかしご主人と私の話題はパソコン通信やアマチュア無線などのヲタクなことばかり。奥さまは、ご主人のそういう一面はほとんどご存じなかったらしい。
でも、私は、ほんとうにひさしぶりにヲタクな話題で盛り上がれてじつに楽しかった。
すぐ近くに、しかも同業のかたに、こんなに話が通じるかたがおられたことに感激した宵。
ほんとに、北摂でひさしぶりに楽しい飲み会だったぞ。
関西はいつもと変わらないようだ ― 2011/04/03 19:27
珍しく日曜日に宝塚にいるため、午後からふと思い立ってショッピングモール2カ所に行ってきた。
http://www.lalaport-koshien.com/ http://jrnakayamadera.ojiji.net/nakayama-minami/grandgate/grandgate.html
グランドゲートのほうは、食品の買い出しによく行くところだが、ららぽーとはオープンしてしばらくしてから行って依頼2度目。迂闊にも甲子園球場で高校野球の決勝戦をやっていることを忘れていて、なぜこんなに道路が混んでいるのかと思ったところで気づく。
それでもまああまり待つこともなく駐車して、リニューアルオープンというモールへ。阪神間では大阪市内に百貨店の新規開店やリニューアルがあり、伊丹には西日本最大というイオンモールがオープンしたばかり。みんな生き残りに必死のようだ。
で、キッザニアが併設されていることもあるのか、若い家族連れでものすごい賑わいである。還暦者夫婦はもう疲れて2時間ほどで退散し、食材を買いにグランドゲートのラッキーに行ったのであるが、こちらもかなりの人出。いつもは平日にくるのでぜんぜん雰囲気が違っていた。
東日本の災害の関係でいろいろ欠品が目立った3月と違い、ふだんどおりの商品棚になりつつあるのが分かる。
被災地はもちろん、首都圏も停電でいろいろたいへんだと聞くが、こちらは1ヶ月近くたって、ほぼいつものような景色に戻っていると感じた。とりあえず日本の元気を牽引していける生活になっているのではないだろうか。
ザ鉄腕DASH ― 2011/04/04 23:04
ある意味ものすごくミーハーなのだが、日曜日19時からのTOKIOの冠番組「ザ鉄腕DASH」をずっと楽しみにしていた。
そのDASH村が、福島第一原発の30キロ圏内で、待避指示を受けたという。
柴犬の北登をはじめヤギの八木橋一家、田んぼの世話するアイガモ連中、うちの犬と同じ名前のヒツジたちなど、それになにより明雄さんたちはどうしていらっしゃるのか。
せっかく10年もかけて作ってきた村もこれからどうなるのか。
もういちど言うが、とってもミーハーな気分ではあるが、一種のあこがれと羨望をもって見続けてきた番組/村だったので、非常に気になっているのである。
いまの原発の状況からすると、DASH村が閉村になる可能性は高いように思う。残念だ。
http://www.ntv.co.jp/dash/village/index.html http://rocketnews24.com/?p=83358
放射能で思い出す半世紀前のこと ― 2011/04/05 23:31
1949年生まれである。
ビキニ環礁での米国の水爆実験によるマグロ漁船「第五福竜丸」の被爆は1954年なので、直接ニュースに接していろいろ考えた年齢ではなかったはずだが、その後ずっと「被爆マグロ」は話題になっていたので、マグロは放射能に汚染されているという刷り込みが子どものころにあったのは確かだ。そのころ、日本人はほとんどミナミマグロは食べなかったはず。
この時期以来、米国やソ連や英国やフランスや、そのうち中国、インド、パキスタン、北朝鮮なども核実験を強行している。
初期には大気圏内の爆発実験、つまり、人口の少ない地域でいきなり空中で核爆弾を破裂させていたのだ。当然のことながら、大気に放射能がまき散らされた。 それを考えると、海に汚染水を少し放流したからといって激しく反発する、大気圏内核実験経験国は「よぅゆーわ」だ。
雨に当たると頭髪が抜けるとか、空気中の放射能で白血病になるとか、放射能は家の窓を閉め切っても侵入するのだとか、私が小学生のころには、いまとは比較にならないほどのオドロオドロしい間違った知識やデマが飛び交っていたものだ。
食品の基準がどうとか、空気中に何シーベルトとか、そんなものはなんにもなかった。小学生は、毛が抜けたらいややなあという恐怖だった。思い返せば、核についても牧歌的だった時代かもしれぬ。
そして、停電のこと。
その当時、私は八尾市で暮らしていたのだが、その家の茶の間(!)の天井には、ガス灯がぶら下がっていた。当時は簡単にしばしば停電するので、ガスに点灯して明かりにしていたのだ。青白い弱々しい炎であった。丸いガラスで囲われてバーナーが1個という形だったと記憶する。ネットで検索してみたが、さすがに画像は出てこない。40センチほどのパイプの先にバーナーがあって、それを球形のガラスが覆っているもの。半世紀も前なのに鮮明に覚えている。
「あ、消えた」
というだけのリアクション。ガス灯に点火してぼんやりとした茶の間で宿題をする。
その時代に戻れるかと言われれば、私は平時には無理だが、でもいざとなればなんとかなりそうな気がする。
伊勢湾台風や第二室戸台風のときは、ほとんどまともな情報なく、いきなり風が吹いて高潮がきた。たまたま巨大地震や津波災害が、戦後の日本になかっただけだったのだ。その油断が、このたびの原発事故に対する油断になったのかもしれぬ。
震災対応中にボート ― 2011/04/06 17:04
震災対応中にボート 民主・長島議員 「横暴、なぜ」住民批判 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110406/dst11040601300005-n1.htm
この記事はtwitterでは「震災対応中」に重点が置かれて批判されているし、この時期にということで新聞記事にもなったような感じである。
しかし、ここでは別の視点でコメントしたい。このコメントは産経ウェブの記事だけを元に書くのでその点については先に断っておく。
昨年たまたま師匠から船を譲っていただいて自分のボートができたものの、私はこの長島議員が原チャリで引っ張っているようなミニボートを入手しようかと、いろいろと資料を集めていた。
ボート関係の雑誌などでは、車のルーフに乗せたり牽引したりしてミニボートを浜に持って行き、それを海に入れるときには、地元の人たちに迷惑をかけないこと、禁止されているところではしないことなど、マナーについてはうるさく指摘されている。
マナーの悪い利用者が多く、地元の申し入れでその浜からの出航が禁止されたのに、議員という圧力で(それしか考えられないだろう)県に通行止めを解除させたという横暴、そのうえ、それは自分の船を浮かべるためだったのではないかという疑い。
ボートの修理のためというが、船の修理は逆に陸に上げてすることのほうが多いわけで、私はわざわざミニボートを海に入れなければできない修理とはなんなのか、じつに興味がある。
この元・逗子市長さんは、マナーの悪い利用者の一人だったのではないか。
こういう行儀の悪い人がいるから善意のオーナーが迷惑こうむるのである。
情けない。
個人の危機管理 ― 2011/04/08 01:52
2週間ぶりに白浜の九十九さんで痛飲、マスターと震災や原発に関わることをはじめいろいろと四方山話をしていたところに、地震の緊急メール。宮城県で震度6強と。
いま、市医師会の事務職が兵庫県JMAT要員として石巻で活動中、また、私たち夫婦のダイビングの師匠が同じあたりでボランティア活動中。
一時は津波警報も出て心配したが、収まったようで安堵したところ。医師会スタッフはtwitterで「激しい揺れ」とのtweetがあり、少なくともその時点での無事は確認できた。
ネットを含む複数のチャンネルでの情報交換が今回のような大規模災害では必須だとは確信しつつある。アマチュア無線の緊急通信が今回役に立ったかどうかは検証できていないが、その資格を持つ者として、つい最近往診車に装備するべくVHF/UHF帯FMトランシーバを入手したところだ。早急に設置作業しなければならない。
いま、政府はほとんど頼りにならない。個人レベルで危機管理しなけれはならないのは、ひょっとしたらそのほうがいいのかもしれない。