想定外批判に懲りて想定アップ、か?2012/04/02 23:38

東日本大震災に関わるものが想定外と言い訳したのが激しく批判されたのに懲りたのだろうか、今度は思い切り風呂敷を広げた想定を発表されたようだ。

津波、和歌山県は最大18メートル 南海トラフの地震
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=229176

おお、わが白浜町は15メートルか。しかし和歌山県より高知県などのほうが激しく、34メートルの津波などと言われたものだからマスコミはまたちょっとしたパニックを煽る煽る。いまだけではなく、こういう警告は折りに触れて続けなければあかんよ。オセロのお母さんがインタビューに応じたというのと同列に扱ってるところでもう底は見えてるテレビ局も少なくないがね。

で、この一次ソースはこちら。

内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/nankai_trough_top.html

東日本大震災の状況を見て、なんとか想定外にならない予測を、などと思ったような単純なものでないことを願うが、それにしてもこの落差はなんなんだ。そんなに非科学的だったのだな、地震予知。

白浜の家の海抜は約15メートル。湾奥でないのでギリギリ大丈夫とは思うが、震度7がきたらとりあえず町内の最高地点、推定海抜25メートルまで走らねばならぬ。大風呂敷の予測かもしれないとは思っても、やはり最後の判断は自分でしなければならないのだ。