愛川欣也さんのこと、および、自分ならどうかということ2015/04/19 23:51

15日に亡くなった愛川欣也さん、病気を隠してギリギリまで仕事を続けていたという。「アド街」はずっと見ていたので、最後の出演のものも見ていた。ずっと見ているから、徐々にしんどそうになっているのも分かっていても、でもじつは自然な感じだったので、やはりお年のせいかなと思っていた。

プロとして気づかなかったのを恥じている。

今から思えば、悪液質に近い状態になっておられたはずだ、最後のほうの出演では。

私はそんなギリギリまで仕事をするほどプロではないと思っている。ただ、自分の、とくに致命的な病気は、おそらく公表しないでおくだろう。私が、たとえば痛風だとか、歯周病だとか、腰痛でとか、そういう「ネタ」にできることは言いまくるが、知ったかたがどう反応すればいいかと困るような病気を得たら黙っているつもりだ。もちろん、つらいだろうけど、相棒や娘にも箝口令をひく。

そういうわけで、命に関わる時期になっても、私はいつものようにネットでふるまうつもりだ。しかし、怖いのは、心筋梗塞とか脳血管障害とか事故とか災害死とかの、突然死だ。ネット上のリソースの後始末、じつはかなり本気に気にしているのである。