地域密着型サービス2016/05/16 22:39

迂闊だったのだが、必要があって認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護施設)を探すことになって調べたら、入所の条件として「65歳以上の要支援2または要介護1以上の認知症患者」で「施設のある市町村に住民票があること」とある。

もともと介護保険制度の発足時にはグループホームは住所地とは無関係だったのだが、たぶん平成27年の改定で地域密着サービスとされたようだ。

それはそれで分からないでもないのだが、じつはグループホームに紹介しようと思ったかたの住所地が川西市のお隣の川辺郡猪名川町だったので躓いた。

なんと、猪名川町には定員6名の施設が一カ所あるだけなのである。

http://kaigo.homes.co.jp/facility/basic/f=20491/

猪名川町には認知症のかたの介護に困っておられるかたがおられないのだろうか。よく町民のみなさまや町会議員さんは黙っておられるもんだ。

ちなみに猪名川町は2016年3月末で人口31,564名、川西市は159,883名。グループホームの定数はそれぞれ6名と183名。

鳴呼。