京都に行ってきた2016/05/18 23:58

なんとなく最近は京都づいているのである。

以前にはよく京都通いしていたのだが、徐々に疎遠になっていたのである。

外国人が多いというので敬遠していたところもあるのだ。

今日は、東寺(教王護国寺)の特別拝観が目的。金堂、講堂、五重塔と小子房のなかを見られるのが今月の25日まで。若干騒がしかったがそれほどの混雑はなく、立体曼荼羅などを目の当たりにして満足である。

そのあと、長らく参拝していない本山(東本願寺)へ。平成の大改修が終わって私の記憶にあるくすんで暗い阿弥陀堂と御影堂の記憶が吹き飛んでしまった。

京都市役所の近くのギャラリーに白雲窯の娘さんの作陶展。

帰路。

タコなナビに変な誘導をされて修正のために思わず東山通りに侵入してしまい、東山三条から八坂神社前、清水下などという、京都のなかでも極悪渋滞エリアへ。ここでじつにいまの京都の大混乱な景色を思いもかけず観察できた。急ぐ旅でないので渋滞に参加しつつ「寝間着か」というようなレンタル着物を着た若者集団や空気読めない国籍不明観光客など眺めつつ、五条通を過ぎたらたんなる寂れた町を走り抜けてきたのである。

結論。

京都は外人客などでたいへんということを聞くが、それは一部の地域だけのこと。地に足のついたスポットでは外人さんたちを含めた観光客のレベルは高い。

修学旅行の中学生諸君のお行儀も悪くなかったよ。