無能のレベル2016/06/01 23:20

私の職場は私一人で、つまり、労務や人事とは無縁である。自分が事業をするときは、ぜったいに一人でしかしないと決めていたので、それが実現しているのに満足している。デメリットは、ついつい掃除などが後回しになってしまって、訪問客があるようなときに慌てなければならないことだ。私は人を使うことに向いていないと自分でよく分かっているのだ。

それはともかく。

あちこちの組織のじんわりとした混乱、それはほとんどが人間関係に関するものであり、その結果としてのスタッフの退職という現象なのであるが、そういう話を聞くたびにピーターの法則を思い出す。

「人は昇進を続けると、いつか能力の限界まで到達して無能になってしまう」

昇進を続けた結果、いつかは「無能のレベルに達し」て組織から疎まれるというものである。だから、むやみに昇進してしまってはいけない。自己分析して、自分の能力のレベルがどこかを把握しておくことが身を守ることなのだが、人間、そんなに強くない。つい昇進することに目が眩む。

能力を見きわめて、あるレベルからは昇進ではなく昇給で応じるのがトップとしての正しいやりかただという。

そうやろな。

ピーターさんはさらに「創造的無能」を提言する。

「仕事はできるが昇進させられないように本筋とは無関係なところで無能を演じる」

難しい。

難しいので、私は組織を飛び出した。

幹部スタッフが無能のレベルに達したのにその上司はそれに気づかず、もちろん本人も自覚なく、よって組織がガタガタになってしまっている例は、あちこちにいっぱいあるですよ。

薬を飲むなと水素水2016/06/02 23:53

今週発売の週刊誌で薬を飲むなというような煽りがあると話題に。

まあそれも一部では真理かもしれないから、最後はご自身の自己責任でというしかない。

いっぽう、水素水の盛り上がりはまだ続いているようだ。これまた自己責任だわ。

ネットの普及は、ある意味では「格差」が顕在化したのではないだろうか。自分のアタマで考え判断する能力の格差。

自分の体に責任もつのは自分しかないのに。

全身筋肉痛関節痛2016/06/03 22:24

起きてみると年に何度もないような快晴、乾燥、凪。じつに絶好の船を出す条件だ。

しかし、昨年は時期を逸して実施できなかったので、今年はなんとしても梅雨までにしておかなければならないテラスの防腐剤塗布をしようと決めていたので、残念ながら遊びは封印して作業にあたる。

今年は相方と二人で、しかもローラーを導入したので午前中に終了した。気候がいいので乾きも早い。

昼ご飯に久しぶりに「さいこう」さんで旨い蕎麦。富田の水を組んでちょっと買い物のあと、テラスに置いてある木のテーブルのトップを電気カンナで削ったあと透明の防腐剤塗り作業にかかる。

ちょうど夕刻に作業は終えたが、もうすでに全身筋肉痛と関節痛でまともに動けなくなった。痛い痛いとお互いに喚きながら、アルコールを注入すればましになるかとビールを飲むが、そんなことではよくはならないと夫婦して納得する宵。

明日はもっと痛くなるかもと思いながら、しかしまだスチールのイスなどの再塗装、タマネギを吊すしかけの構築などの作業を予定している。相方はガレージのドアや窓の格子の防腐剤塗布もしようと言ってるのだが、うーん、自信ないぞ。

おかずだけ2016/06/04 21:17


昨日の全身筋肉痛関節痛はなぜか今朝はましになっていて、南寄りの風はありそうなものの、前の田辺湾は凪いでいる。撒き餌のオキアミの解凍もしていなかったが、急遽船を出すことにした。

イサキがおいしいらしい。釣れているポイントを先輩に教えていただいていたのでとりあえず全速で向かうが、田辺湾をでるとモロに南の風な影響で波がたち、ちょっと無理かなと勝手知ったる京大観測塔のポイントに撤退した。そこでも波はあったが、とりあえず開始。

大きめのチャリコ(マダイの子ども)がかかったあと、フカセの仕掛けに強烈な引きが。

けっきょく後で聞いたら当地で「ロウソク」と称されるヒラソウダ?らしい。ヒスタミン中毒の危険とかあるのでフライで夕食のおかずになったが、まあまあであった。

昼過ぎに帰港。

まあ久しぶりにおかずだけは釣れたのだった。

わが家2016/06/05 23:21

若いころからずっと賃貸住宅を転々としてきて、五十路過ぎになってからほぼ定住するようになった私たち。

その後は、宝塚のマンションに落ち着いて、さらに白浜に終の住処のつもりの小さな平屋を建てた。

先が見える年になってきて、わが家の行く末を少しは見据えることになる。いま、私たちには白浜のこの家がわが家だ。家は家だけでなく、そのコミュニティにどれだけ溶け込めるかも大事だと思っている。

フレブル恬はおそらく宝塚がいいと思っている。でもこっちに慣れてほしい。

わが家は、白浜やな、やはり。

茶番2016/06/06 22:10

私らどうでもいいのだが、都知事の記者会見。茶番である。

頭のいい人なのだろうけど、賢くはない。自分のなにが悪いのかがおそらく分かっていないというか、認識が間違っている。

まあこのかたはおそらく辞任したりはしないだろうから、こんなトップの下で働く職員さんも気の毒だし、ましてや都民のみなさまはどうなのか。

まあ、おそらく、けっきょく育ちが悪いのだろう。

じつに一人暮らしが多い2016/06/07 21:23

介護認定審査会だった。

35件のうち20件ほどが予防給付(要支援)。しかもその2/3が一人暮らしだった。要支援ということは、時間がたてばほとんどが要介護になる。

おそらく行政も見て見ぬふりをしているのだろうね。

そのわりには、市内で雨後のタケノコのようにできたサービス付き高齢者専用賃貸住宅はいつまでたっても「入居者募集中」になっていて、最近はそれが有料老人ホームの空床にも波及してきている。

首都圏しか見ていない中央官庁の施策は、わが市のような中途はんばな町の事情には疎いらしい。

なんだかどんどん暗い気持ちになるのだ。

かえって忙しかった水曜日2016/06/08 22:58

もともと水曜日は診療の予定は入れておらず、いろいろな臨時の予定を消化する日にしている。

今日は週明けまではなにも予定がなかった。

まずほぼ50日にいちど行っているヘアカットの予約を昨朝に入れた。続いてフレブル恬の定期薬をもらいに動物病院も予定する。

昨日の午後になっていつもの有料老人ホームからの往診依頼があり、午前の1番に予定する。そのあと懇意のケアマネージャーから新規の依頼の電話があり、詳しく聞くと5年前まで私が外来で診療していたかただということで即決で午後に訪問することにした。

けっきょく、いつもの日より早い時間帯から往診し、自分のヘアカットまでの間にフレブル恬のお薬受診し、大阪市内にカットに出向き、そのまま新規のお宅に行って1時間ほど話し込む、いや、診療する。終わればなんのことはないいつもより遅い帰宅になった。

一般の開業医さんたちとはひどく違った毎日をこなしているヘンな町医者は私だ。