JRさまへ「急行」復活のご提案2016/06/28 22:01

新大阪1515発の「くろしお17号」でしらはまに帰ってきた。この列車は新宮まで行く「速達」である。白浜までの停車駅が天王寺、和歌山、海南、御坊、紀伊田辺で、とうぜんのことながら所要時間が短く、新大阪から白浜まで2時間30分だ。

いっぽう、白浜終着の「くろしお」は、速達の停車駅のほかに西九条、日根野、和泉砂川、箕島、藤並、湯浅、南部が加わって、所要時間も20分近く伸びる。

もうほとんど忘れられているのかもしれないが、「特急」とは「特別急行」の略である。特別な急行であって、つまり単なる急行があってこその特急だが、じつはいまや急行がJRにはなくなってしまっている。

「くろしお」については、速達の特急とそうでない急行にしてもいいのではないか。急行の愛称は昔なつかしい「きのくに」がいい。これはもともとは気動車準急の愛称で、急行は「紀州」だったが、まあええ。料金はいまのままでいい。ともかく、特急→早い、急行→そのつぎに早い、という原則に戻ってほしいのである。

ま、個人の勝手な言いぐさではあるのだがね。

あ、それと、なんとかヘッドマークを復活してくれないかねえ。