やはり危機管理(防災の日に)2016/09/01 22:44

昨日のグループホームでの悲劇の話の続きだ。

その後報じられているところを見れば、やはり危機管理が甘かったのではないかと思う。現場はたいへんだったことは間違いないが、状況判断して指示できる立場の人たちの危機管理。

これまでもなんどか冠水したことがある地域だったという。地図を見ても危なそうな場所だったと推測できる。もちろん私は事故のあとで言っているわけで、そんなことは想定外だったということだろう。それでもなお「危険側に意識を倒す」ことは、必要な心構えだと思うのである。

私が訪問診療している有料老人ホームは猪名川の氾濫原にある。そもそも川西市役所も同じ氾濫原にあって、自家発電装置は地下にあったりする。医師会も同じ場所。氾濫原は街が発展しやすいので、どこでも重要施設が集まる傾向にある。

http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/dbps_data/_material_/localhost/soumu/kawa0010/map/ctikubosaimap.pdf

ひとごとではない。