わんどの身辺雑記

天王寺駅東口のリニューアルがJR 西日本のプレスリリースで発表されていた。

私にとってはいまの東口でさえ自分のイメージからするとかなりきれいになっているのだが、時代はすでにさらに進んでいるようだ。

そもそも天王寺駅に出入りする大阪環状線は車輌も駅も最近まで昭和だった。大都市の基幹路線に103系が走っているなど、首都圏のかたには想像できないだろう。阪和線や関西線もである。

少年時代の私は天王寺駅から自転車で5分ほどのところに住んでいて、しかも鉄に目覚めたころなので、しばしば遊びにいっていた。東口に近い構内では、龍華機関区の9600型蒸機が貨車の入れ換え仕業をしていた。阪和線の主力は旧阪和電気鉄道の改造車の20系であった。関西線ではルーキーのキハ35が疾走していた。

思えば長く生きてきたものだ。