11年目に壊れたドラム式2017/03/27 22:25

「バブルへGO! タイムマシンはドラム式」という映画があった。2007年に公開された。阿部寛さんや広末涼子さんがキャストされた荒唐無稽なコメディだ。じつはDVDを持っていたりする。

その2007年に購入した洗濯機が昨年から不調になっていて、今年になっていよいよ困ることになってきた。そもそもこういう洗濯機は、コースを設定すればあとは脱水が終わるまで自動で洗濯してくれるのが売りなのに、プログラムされたとおりに動かなくなったのだ。パートナーのストレスもじつに理解できる。

毎日なんども使う機械であるので、今日新しいものを買いに家電量販店に行ってきた。

ショックだったのは、某P社の新製品のディスプレイに、11年たってこんなによくなりましたというディスプレイがあって、11年前の機種がまさに不調になっているわが家のものだったのである。電気代も水の消費も半減くらいであり所要時間も短縮もはんぱではない。もともと2007年型のドラム式がきたとき、なんと経済的なんやと感激したのに、いまやさらにそれどころではないのだ。

各社のドラム式が並ぶなか、けっきょくパートナーは別のメーカーのものに決めたのだったが、ともかく「よけいな機能はいらない」ところに落ちついた。わたしも使うので分かるが、あれこれできますといっても普段はほとんどベーシックなものしか使わないからだ。もちろんそのぶん値段は安い。

今日買った洗濯機が10年もつなら、つぎに壊れるのは、生きていればわたしが78歳かぁ。父の亡くなった歳やねえ。