梅雨時の天気予報は当たらぬ2017/07/07 23:04

あまりの難しさに受験までもいかなかったが、何年か前にわたしは気象予報士の勉強をしていた。もともと気象や防災にも興味があったのでひととおりの知識はあったのだ。

毎年のことだが、梅雨時は天気予報はきわめて難しい。昔のような「おおざっぱ」な予報しかできなかったときには、当たった当たらなかったという評価はそれほどシビアな批判は受けなかった。

しかし最近はじつにスポット的にかなり正確な予報がなされて、しかもけっこう当たるのがふつうになっている。

しかし、梅雨時は難しいと思う。ざっぱくに言うと大陸の高気圧と太平洋のそれとの勢力争いが梅雨前線である。その微妙な強さのバランスは、さすがのスパコンでも予測が難しいのだろう。

今日の白浜はずっと雨という予報だったし、ヘンな腰痛があったので、釣りに出港するのはやめたのだが、けっきょく1日中雨は降らなかった。まあそのおかげで中辺路の温川のカフェでおいしいランチを楽しめたのではあった。

九州では大きな被害が出ていて悲しい。特別警報をもっと早く出せればいいのだろうが、それがじつに難しいことなのだというのは理解できる。