飢餓海峡2017/10/16 23:15

昭和40年に封切りされた内田叶夢監督の「飢餓海峡」のDVDを雨の日曜日の午後にようやく見た。

これまでなんどか見ているはずだし、水上勉さんの原作も読んでいるのだが、細部についてはほとんど覚えていなくて、映像作品には不自由しないいまの時代なのに、じつに新鮮な気分で鑑賞したのである。

原作が緻密で、演出が丁寧だと、たとえ半世紀前のモノクロ映画でも引き込まれる典型のような作品だ。183分という超長編なのに息をつかせない。

三国連太郎さん、伴淳三郎さん、左幸子さん、高倉健さんなど、重要な役柄を演じておられるかたがたがことごとく故人になっておられるのが残念だ。

たぶんまた見るのでこのDVDは転売しないでおこうと思っているのである。