医療・介護連携の勉強会2017/10/19 23:11

当初は医師会主導で立ち上げ、半年にいちどで数十人規模だったた勉強会も途中で行政が運営を引き継いでもう10回目。150人を超える参加者で盛況である。医療職と介護職がフリーディスカッションのワークショップをしてみなさん熱心だ。

川西市は行政と医師会の関係が比較的うまく行っていると、ときどきそれでも外に向けて波風をたてるわたしでも、やはり思っている。

専門職が本気にならなくては危ない事態がもうすぐ目の前にあることを、現場が実感しているにちがいない。なにしろ川西市は高齢化率が兵庫県の都市地域で最悪なのである。市内地区によっては45%にまもなく達するところがある。それは訪問診療で町を走り回っているわたしもじぶんの患家の事情だけでなく見えているのだ。

駅前にある、できたときにはおしゃれなテナントビルだったところも、おしゃれ系の店がどんどん撤退して、薬局チェーン店や百均ショップなどが目立つようになった。最近は1階を入ってすぐのフラワーショップがなくなって、なんと鍵屋さんになっていた。

川西市だけの問題ではないが、高齢化への対策にはかなりバラツキがあるように感じる。政治はだいじょうぶなのかねえ。