在宅看取りと法的道義的問題 ― 2017/10/24 22:20
わたしはずっと在宅での看取りを続けていて、いままでとくにトラブルはない。
医師会の委員会で、在宅の看取りの現場に関していろいろと細かい疑問を受けた。そんなことを言っていたら在宅看取りはまったくできないと思うのだが、現にその場をご存じない医師には疑心暗鬼なのだろう。
法的に厳密に突っ込まれればグレーなところがある。そこはご家族との信頼関係がカバーしているというのが在宅医療の最前線なのだ。それもあかんと言われたら、在宅医療や、まして在宅看取りなんてできない。
今日の委員会で議論していて、同業者でもそのていどの理解なのかと唖然としてしまった。これでは在宅看取りなんか進むはずはない。教育せよとわたしが言われたのだが、それはわたしの仕事ではない。わたしは淡々と在宅医療を続けるだけであって、それはイヤだというご同業はべつにしていただかなくていい。
医療者の仕事ってなんなんという、じつに根源的な疑問を投げたくなったのである。
医師会の委員会で、在宅の看取りの現場に関していろいろと細かい疑問を受けた。そんなことを言っていたら在宅看取りはまったくできないと思うのだが、現にその場をご存じない医師には疑心暗鬼なのだろう。
法的に厳密に突っ込まれればグレーなところがある。そこはご家族との信頼関係がカバーしているというのが在宅医療の最前線なのだ。それもあかんと言われたら、在宅医療や、まして在宅看取りなんてできない。
今日の委員会で議論していて、同業者でもそのていどの理解なのかと唖然としてしまった。これでは在宅看取りなんか進むはずはない。教育せよとわたしが言われたのだが、それはわたしの仕事ではない。わたしは淡々と在宅医療を続けるだけであって、それはイヤだというご同業はべつにしていただかなくていい。
医療者の仕事ってなんなんという、じつに根源的な疑問を投げたくなったのである。