あとしまつ2017/11/30 23:47

ここのところ親しいかたのご家族や知人の訃報が続いて、しかもほぼ同世代のかたばかりである。とくに相方のほうの周囲で続いている。

わたし自身もずっと考えていることであるが、ガンなどの慢性疾患でじょじょに弱ってきて、消えるまであるていどの準備時間がある場合は、あとしまつを自分でするなり家族に指示するなりできる可能性があるが、不安なのは脳血管障害や心筋梗塞などの急変する疾病や、いろいろな事故や災害での突然死の場合である。

昨夜はそんなことを二人で話していた。

わたしは10年近く前に公正証書遺言を作成している。一般的なリビングウイルもすこし書いている。ただ、たとえば自営業であるが公益性のあるわたしの事業の閉鎖処理をどうするかとか、年齢のわりにはかなりアクティブなネット関係はどうなるとか、些少ではあるが株や投信などがどこにどれだけあるのか、生活のこまごまとしたものをどうするのかという話である。

一般的なリビングウイルでは株や投信などリアルタイムの変化に反応できない。ネットではしばしばパスワードを変えるわけだし。

そういうわけで、なるべく早くその種のこまごました懸案事項をどこかにまとめておこうと、ちょうど11月が終わる機会に考えているところである。