あらためて3.11に思うこと2018/03/11 22:54

地上波で震災特番が並んだ今日、災害に対する注意喚起も多かった。和歌山県の沿岸部はやはり南海東南海地震による津波の懸念から、公的機関の高台移転が進んでいたり、避難場所の再検討がされたりして、けっこう防災意識が高いと感じる。

海抜の低い土地の価格が下落したり、安くても売れないなどの傾向がずっと続いているようだ。わたしの家の近所にも、低い場所から転居してこられたかたが増えている。

しかし、川西のほうに戻ってくると、もちろん津波の危険はほぼないわけだが、23年前にあれだけの地震に襲われた記憶がほとんど生かされていないように感じる。和歌山の沿岸部では、いま逃げるとしたらと考えているけれども、大阪や兵庫でも津波被害の可能性があるのに、そんなことを考えながら動くことはあまりなさそうである。

3.11ではさいわいにも大都市の中心部は津波被害を受けなかったわけだが、南海東南海では阪神間や四国で都市部が襲われる危険が大きい。

そんなことをあらためて考えた一日だった。

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