危機意識2018/08/22 20:37

台風20号が南の海から紀伊水道を狙っている。

日曜日に白浜に帰って台風対策したときには、すでに湾内に避難してきた漁船が並んでいたし、この二日ほどでさらにそれが増えているようだ。海沿いのお店などでは台風シフトが進んでいることがfacebookのタイムラインなどからも見て取れる。

いっぽう、こちら川西/宝塚では明日の午後にアポイントを求めてきた某企業の担当者がいたりして、台風だいじょうぶかと言ったら「車で行きますから」とかけっこうノーテンキである。早めに切り上げなくてはわたしは嫌やし。

南海トラフ地震とそれにともなう津波に対する備えについてもだが、自然災害に対する危機意識はたかだか車で2時間半、直線距離にして140キロほどでこれだけ違うのだと驚く。台風でいえば、第二室戸台風の記憶はほとんどなくなっているのだろう。

台風20号は、紀伊半島大水害を引き起こした平成23年台風12号とコースが重なる。予報では速度が落ちないようなので、12号のように激しい雨を長時間降らすことはないだろうが、それでも12号のときにひとつ間違っていれば被災者/被害者になっていたかもしれないわたしとしては、このコースの台風は怖い。いまは宝塚にいるが、すぐ西を20号が通ったときにはどんなことになるのか恐ろしい。

わが家は安全ではあるが、しかしすぐ北には里山がある。もともと急斜面の多い雲雀丘である。明日の夜から深夜は寝られないかもしれない。