審査件数が増えた2019/11/13 23:16

介護認定は、申請から原則として一ヶ月以内にしなければならないとされているが、川西市では(よそも同じだと思う)申請する人がどんどん増えてきたために実際にはもっと日数がかかるようになっている。要するに積み残しがある。いわば違法状態が常態化しているのである。

年度末が近づいてくると、なるべく積み残しを減らすべくいろいろと対症療法が行われる。通常は審査会がない第五週にも開催されることもあるが、しばしば一回あたりの審査件数を増やすこともある。今回もいままでの35件から42件に増えた。これは年度末まで続く予定。

懸念するのは、このまま新年度になっても42例が続くとか、なし崩し的に40例とされてしまうことだ。介護保険制度開始直後は30例だったのが、こういうことを繰り返していままで35例になっていたのである。

べつにかまわないが、報酬は1件あたりではなく審査会1回あたりで20年前から変わっていない。

自治体によっては「簡素化審査」がすでに導入されている。いずれ当市でもそれを採用しないと回らなくなるにちがいない。

制度が疲労してギシギシいってる気がする。

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