二百十日2020/09/01 22:47

最近は防災の日と言われるようになったが、かつてら二百十日とされて災害の多い日として特別扱いだった。台風が一番来襲するとか教えられたが、それはウソだったらしい。

大正12(1923)年の今日は関東大震災発災の日で、それもあって防災の日とされたようだ。

いまや二百十日に限らずいつどこでなにが起きるか分からない不安定な地球である。いつも「もはやこれまで」を想定して生活しなければならない時代だ。

せれても生きのびるぞ。

旧知のかたがテレビに2020/09/02 22:37

いかにも「みなさまのNHK」というような関西ローカルの番組があって、それでもなかなかディープなところを取材しているので毎回録画して見ている。

今夜も追っかけ再生していたら、古くからの知り合いの女性がさりげなく出演しておられた。地域で女性がたのリーダーのような存在のかただ。

NHKに出るとは聞いていなかったので、終わってから「見ましたで」電話をしたら、みなさんにも言っておられなかったらしく、あちこちから電話がかかっているとのことだった。

高齢になられても地域で生き生きと活躍しておられるのを見るのは嬉しい。

災害に弱い街2020/09/03 22:31

訪問診療で市内や周辺をもう30年ほど走り回っている。その間、阪神淡路大震災があり、台風があり、洪水があった。

今日も走っていて、この街は災害に弱いな、しかし住んでいる人たちはそれを分かっているのだろうかと心配する。ここはもともと川の河川敷が農地になり、それがさらに宅地に転用されたところ、つまり川が増水したらもともともの河川敷には水が流れる=>宅地は冠水する。それは人間から見ると水害ではあるが元の自然に戻っただけだ。

わたしの診療圏にはそんなところがあちこちにある。川西だけではなく、これは日本中だろう。

ここで診察しているときに激しい地震がきたら家屋の下敷きになるだろうなというお宅も少なくない。わたしの往診カバンには生き埋めになったときに救援を呼ぶための笛をひっつけている。

正直な感想を言うと、川西は災害に弱い街をたくさん抱えていると思う。最近はたまたまそういう災害がなかっただけだ。ダムもあるし活断層もある。

医師会の災害対策も必要だと思うが、なかなか進まない。けっきょく「てんでんこ」(*1)なのか。

(*1)「てんでんこ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%93%E3%81%93#:~:text=%E3%80%8C%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%93%E3%81%93%E3%80%8D%E3%80%8C%E5%91%BD%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%93%E3%81%93%E3%80%8D%E3%82%92%E9%98%B2%E7%81%BD,%E3%81%A7%E5%AE%88%E3%82%8C%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

未明の雷2020/09/04 21:33

未明から明け方にかけて激しい雷雨があった。

熟睡しているときにいきなり大音響の雷鳴に襲われると、何が起きたのかわからずちょっとパニクる。夢の中では土石流だったり爆発事故だったりする。

明るくなるころには雷は遠のいて、雨だけが残っていた。

うとうとしかけたら患家から電話があって、休みと思っていた今日の一日は吹き飛んだ。

カミナリさん、おそるべし。

未明の雷2020/09/04 21:33

未明から明け方にかけて激しい雷雨があった。

熟睡しているときにいきなり大音響の雷鳴に襲われると、何が起きたのかわからずちょっとパニクる。夢の中では土石流だったり爆発事故だったりする。

明るくなるころには雷は遠のいて、雨だけが残っていた。

うとうとしかけたら患家から電話があって、休みと思っていた今日の一日は吹き飛んだ。

カミナリさん、おそるべし。

台風2020/09/05 23:03

年のことだが台風が発生すると紀伊半島はヒヤヒヤする。

今回もたまたまこちらにはこないようだが、しかしいつものように古賀浦にはあちこちから漁船が避難してきて湾内に密集して碇泊している。

ねんのため植木鉢類や飛ばされそうなものは室内に入れたり固定したりの台風対策を実施した。すでにウネリは入ってきていて、海鳴りがする。それでも泳いでいる人たちがいるが、じつに危ない。白良浜はもう海じまいされている。ウネリはときに大きな波が来て、引き波にもっていかれる危険がある。ライフセーバーはもういない。

いつもの海と違うことは、遊びにきている人たちには分からないのだろうが、こういうときは海に近づいてはあかん。

避難所2020/09/06 22:33

コロナ下の災害避難所がいろいろ対策しなければならずたいへんだと思う。定員を決めて密にならないように配慮しているので、近くの避難所に入れなかったり、自治体があわてて避難所を増やすなどという混乱があるようだ。

しかし、避難所の映像を見ると、それぞれの家族の間は以前のように詰め詰めには鳴っておらず、かなりの距離をとって、結果としてゆったりした状態であったり、ダンボールベッドや簡易テントを並べたりしてプライバシーに配慮したものになっているようだ。

奇しくもコロナによって、避難所での生活が「非常時なんだから我慢せい」という、わが国で古来からあると思われる「圧」から放されたことになった。

わたしは以前の避難所がイヤなので車中避難ができるようにミニバンに乗っていて、そのうえに車にはテントなども積んでいるが、今後いまのコロナ下避難所が普通になれば、すこし体制の再検討をするかもしれない。

備蓄2020/09/07 21:56

台風がきたり災害があったりするたびに非常用備蓄の再チェックをしなければと思うのだが、それもつい日常にかまけて忘れてしまって何年か。

最低限の水(いつも富田の水はある)や缶詰ていどはまちがいなく置いているが、ほかにも必要なものがあるはずである。和歌山ではガソリンの備蓄もしてある。

あまりに細かいことを言いだすとキリがない。現実的でない。持って逃げるのに重すぎてもいかん。

今週末にはいちどぜんぶ出して見直すか。