2016年度の締め2017/03/28 23:45

3月28日は第4火曜日ということで、3月の予定訪問は今日で終了。ふつうは年度末はいろいろせわしないはずだが、わたしのところは3月が大の月ということもあって、たいていはのんびりできる。しかも今年は4月の始まりが土日になっているので、かなりの連休になってしまった。

仕事を終えて夕方から白浜に帰ってきた。途中でちょっと寄るところがあったので、白浜には21時ごろに着。火曜日は「九十九」さんがお休み。やっているなじみのお店もこの時刻からだとちょっと遅すぎる。

先日来、白浜周辺のFBFさんがモチカツオの写真を上げておられたので、おそらくと思っていつもの「デリカフーズ・ヨネダ」さんを閉店後のおかたづけ中なのに覗いてみたら、やはりモチカツオのパックがあった。もうこれさえあれば家ごはんも最高なのだ。

そういうわけで一杯やっておちついたところ。

しかし地域ケアの勉強会があるのと、すこし気になる患者さんがおられるので、30日にはわたしひとりで特急で戻る。31日にはまた白浜に帰ってくる。

食べるということ2017/03/22 23:01

わたしは部分義歯を使ってる。そもそもが歯周病の悪化でボロボロと歯が抜けたことが原因である。内臓系はきわめて丈夫なわたしだが、歯と副鼻腔が弱点である。

その、現用で調子よくいっている義歯がトラブッた。連休だったので、修繕していただくまでしかたなく前に使っていた義歯を復活させたのだが、やはり以前のもので、いまのわたしの歯の状況には合っていなかった。

昨夜くらいから、噛むことがひどく苦痛になっていて、夕食はなんとか食べたのだが、今朝はもうしゃべるのもつらいほどになっていて、けっきょく朝食はとれなかった。

もともと一日や二日の絶食くらいでは「腹がへったな」という気持ちくらいで、体力的にはどうということがないわたしなので、朝食がとれない、あるいはそのまま夕食も無理かなというくらいではどうということはないのだが、しかし痛いのは嫌だ。

トラブッた義歯が夕刻に治ってきて、それをつけたとたんにウソのように楽になった。

夕食は空腹に復讐するがごとくたくさん食べた。それにしても、食べるということの重要さ、そこにはちょっとした義歯の違いですら関係しているということを実感した数日である。

こんなことは若いころには想像すらできなかった。専門職としていまさらながら不明を恥じるのであった。

火曜日はまじめに仕事をしている日2017/03/21 23:13

個人ホームページ「湾処屋」のサイトを無事アップデートできた。

複雑なサイトにしても、いまや個人のサイトなどあまり顧みられないのでシンプルなものなにしたが、昔のリソースも見られるようにした。わたし自身がひさしぶりに閲覧したら、それはそれでちょっとおもしろかったので古いものも公開することにする。

http://www.wandoya.com

閑話休題。

週末は早くから白浜に帰って遊んでいたり、水曜日は予定を入れていなかったり、首都の元知事さんより仕事をしていないのではないかと言われそうなわたしだが、火曜日は毎週まじめに仕事をしているのだ。

午前中にほんらいの在宅患者さんへの訪問診療、午後は市の介護認定審査会が隔週、その間に、あるいは同じ日に市医師会の委員会。それがすんでから有料老人ホーム(特定施設入所者生活介護適用施設)の診療。診療所開業してすぐにオープンしたこの施設の診療をずっと引き受けている。

この種の施設では、1人診るのと、2人から9人診るのと、10人以上診るのとでは診療報酬に差ができて、もちろんおおぜい診るほど安くなる。それで、この施設に関係しているよそさまは9人以下になさりたいようで、新規のかたはわたしにばかりふられるようになった。気がつくといままでのように2週間ごとでは診察では対処できなくない。グループ分けして半数ずつ診療、そして、気になる患者さんは2週あけずに診られることができて、わたしとしては安心できるようになっている。

診療所に帰ってから、施設の診療に特有のレセプト処理もあって、仕事がすむのはたいてい19時を過ぎる。

それにしても、いっとき金を生む木のような扱いでわらわらと集まってサービス付き高齢者専用賃貸住宅などにたかってきていたご同業の各位は、いまどうしておられるのかねえ。

わたしはいまも、火曜日は毎週しっかりまじめに働いているのである。

世間は連休か2017/03/18 23:13


昨夕に訪問看護師さんからある報告があって、もともと週末で訪問予定ではなかったし、とくに急ぎのものでもないのだが、いちど専門医に受診していただかなくてはならないかという患者さんのところに往診してきた。

月曜日に受診していただこうかと思って段取りしかけたら、ああ、月曜日は祝日だったなと気づいた。自分が祝日には休まないために、そういう失敗がよくあるのである。このうえなんとかフライデーなどといわれるとさらに混乱するばかりだ。

その祝日、春分の日は、午前中にいつもの月曜日の訪問診療をしたあと、午後からはお彼岸の法要と講演会を予定している岡本寺に行くことにしている。崇禅寺副住職の西岡秀爾さんのお話がある。

2月に1週間弱の間に3人のかたのお看取りをして、さすがに在宅医療に慣れていると自認しているわたしもちょっと辛かったのだが、春が近づいたこともあってか、ようやく元気が戻ってきた。宗教者のかたのお話を伺う余裕が出てきた今日このごろである。

お勉強2017/03/15 23:26

夕刻から尼崎市で開催された、褥瘡や創傷のケアについての勉強会に行ってきた。ケアに使われる薬剤や器材のメーカーが開催したもので、まあ宣伝の意味もないわけではないが、しかし、褥瘡や皮膚のケアは、地味ながら新しい技術がつぎつぎに実用化されているのである。

診療所で在宅医療をしていると、褥瘡といろいろな皮膚トラブルに直面する機会が多いのに、その予防や治療の最前線についてはよほどアンテナを張っていなければすぐに浦島太郎状態になって、訪問看護師さんたちからの不評をかってしまう。

今日の勉強会でもおそらく200人近い参加だったと思うが、その9割は訪問看護師さんと見た。負けてたまるか、である。プレゼンで紹介された書籍をその場でamazonに注文したりして、しばらく最新の知見を勉強していきたいと思う。いま、それほど深刻な褥瘡や皮膚トラブルの患者さんがおられないのでちょうどいい機会だ。

腹が減る時間帯だったが、なかなか有意義であった。

改正道路交通法が昨日施行された2017/03/13 21:39

認知症の疑いのある高齢ドライバーについての診断をかかりつけ医に振られることになった。

ずっと昔、「精神病でない」診断を医者に振ってきて、じっさいにはなんの効果もなくあえなく廃されたことがあった。もちろん今回のものは格段に緻密に規定されているので、ムカ派のようなことはないだろうが、その緻密さがかえって混乱と不信を生みそうな予感がする。

警察庁は、おそらく「自主返納」を増やしたいのだろう。かかりつけ医としても、できれば「認知症や」「認知症とちゃう」という診断書は出したくないので、平和に自主返納をしてほしいと思うのであろう。

ところで。

人ごとではない。

わたしはつぎの免許更新のときには70歳を越えている。いろいろとハードルが高くなる。車を運転できなくては、いまのわたしの診療形態は続けられない。ま、リタイアのためのちょうどよい言い訳ができるか。

在宅医療介護連携支援センター2017/03/07 23:41

川西市医師会が川西市と猪名川町から委託を受けて開設することになった在宅医療介護連携支援センターが具体化してきた。在宅医療をやっているわたしも非公式にだが手伝うことになって、川西市医師会のエリアを4つほどに分ける検討をしている。

それで、川西市の市街地地図をひさしぶりに買ってきた。来年度に開通予定の新名神高速道路と関連アプローチ道路がすでに記載されている。これらの道路ができると、川西市北部の自動車交通に大きな変化が起きることが予想されるので、区割りの考慮に入れなければならないかなと思ったわけだ。

川西市は南北に長いうえに、その真ん中を猪名川が北から南に流れていて、市域の幅は狭いのに東西間の交通がけっこう不便なのである。猪名川を越えるには橋に制限されるからだ。しかし新名神および関連道路はそれを解消する可能性がある。さらに、新名神川西ICができることで、箕面ICから箕面トンネル経由で新御堂筋まで飛躍的に早くなる。ということは、梅田まででもわたしの予想では30分以内で行けるかもしれない。

川西市北部のいろいろな環境が激変するのではないだろうか。それらのことを考慮したうえで在宅医療介護連携支援センターの機能の見通しが必要かなと思う年度末である。

介護者が危ない2017/02/28 21:40

これまでなんども介護している家族が倒れるのを見てきた。介護保険は介護者を守らない。もちろん医療保険はなんの役にもたたない。

介護者が倒れたら、とうぜん患者さんは行き場がなくなって、多くは長く生きられなくなる。それまでの在宅での生活はなんだったのだろうと、在宅医はつらくなるのである。

とくに老々介護のご家庭が危ないが、いまやわたしの診療圏ではそういう状況が激増している。2025年とか言っている場合ではないのだ。

この仕事を続けているのがつらい。とはいえ、すこしでもお手伝いしなければならないので踏みとどまるしかない。

困ったもんだ。