呼ばれたのかな2017/05/25 22:47

いつもの木曜日は比較的早い時間にフリーになるのだが、今日は診療所にFTTH(光ファイバー)回線を入れたいために、NTT系列会社から調査にきてくれることもあって、夕刻の遅くまで残っていた。FTTHの導入にはまだいろいろハードルがあることが分かったが、可能になれば即座に対応できるように準備をしてもらった。

帰宅途中に、いろいろあって訪問診療を1件。

そのあと訪問先のすぐ近くの、以前に訪問していたお宅の前を走っていると、そこのご家族が玄関先におられるのに遭遇した。もちろん停車してお話すると、今日はわたしがお宅で看取りしたかたの百か日の法要だったという。患者さんが亡くなってから、いちどもお宅の前を通っていなかったのだが、たまたま走ったらそういうことだった。

なんだか患者さんに呼ばれたのかなと思ってしまった。こんなことがあるのだな。

ご家族のみなさんがお元気そうだったのにほっとして帰宅したのであった。

合掌。

暑さが危険2017/05/23 23:08

先週から5月とは思えぬ暑さになっていて、さすがにスーツを間物から夏物に替えたりしている。体が慣れていないからか、なんとなくだるいのがつらい。

在宅の患者さんや施設の患者さんは、まだ毛布を着ていたり、分厚い上着を着ていたりして、一部は環境熱と思われる微熱がでていたりしている。

かなり暑くなっていると説明しても、まだ5月のなかばやんかと聞く耳を持たなかったりなさるのが危ない。

真夏より、季節はずれのこんなときこそ危険だと、しっかりフォローしなくてはならない今日このごろ。

目がかゆい2017/05/21 22:17

今日もベランダから見た視界はよくない。

朝から目の周囲がかゆい。鼻水やくしゃみなどの症状はない。しかし、手や足がなんとなくざらついているし、大気汚染予報ではずっと中等度の汚染とある。

花粉症ではないと思うので、これはPM2.5などの大気汚染によるものか。

抗ヒスタミン剤の点眼薬でも使うほうがいいかなと思ってしまうが、さて。

要介護度が上がると在宅療養は困難2017/05/16 22:36

 
日曜日の講義の資料のために介護認定審査会の審査資料から要介護度と介護場所のデータ分析をしてみた。たった118例であるが、昨年ももうすこし荒っぽい分析をしたときと同じ傾向が見られたので、おそらくそうなのだろう。

「最期まで住み慣れた自宅で」と言うが、要介護度が高くなってきたかたを最期まで長く看るのは現実にはほとんど無理なようだ。これは仕事をしていても感じることで、それでもなお自宅でというのはほとんど虐待かもしれない。

だからこそわたしは「在宅療養を勧めない在宅医」を標榜しているわけである。

無理をすることはないのだが、しかしこれからどんどん在宅以外の受け皿がなくなるのはどうすればいいのか。

なんとか学園とかゆうてる場合ではない。

在宅療養支援診療所2017/05/15 21:32

講義の資料調べをしていて、川西市には在宅療養支援診療所が12軒しかないことが分かった。制度発足時にはもうすこしあったと記憶しているが、いつのまにか辞退が進んだのかもしれない。

さらに昨年の診療報酬改定では在宅療養支援診療所の再届出が必要になり、この4月10日が猶予期間の〆切だったので、いまはさらに減っているかもしれない。

もちろん在宅療養支援診療所でなくても在宅医療はできる。したがって、訪問診療をしている診療所はほかにもあるとは思われるが、それにしてもその数は少ないと思われる。

お国の在宅誘導はじつに露骨だが、現場の状況はそんなものなのである。

わたしもあと一年半くらいで古希である。いつまで在宅医療を続けていられるか分からない。後継者の出現がじつに待たれる。

原理主義2017/05/09 23:25

わたしはある意味「原理主義」的なのでまわりがやりにくいと思っているのかもしれない。あるいは嫌われるのかもしれない。

などと、この年になってすこし自覚してきたのである。

仕事の面では誰がなんと言おうと原理主義、もちろんいい意味の、である。それは、コンプライアンス遵守と同義だと思う。もちろん迂闊でアホなわたしなので、ミスや失念で違法脱法なことをしてしまうことがあって、そんなときはじつに情けなく思うし、ただちに修正し、損になってもごまかすことはしない(のが原理主義的か)。

問題は、自分がそうなので、ヒトにもそれを期待してしまうことである。だから嫌われるのだろうね。

しかしまあまもなく古希のおっさんがいまさら主義を変えることなど不可能。

原理ブルドーザーが動き回るので、巻き込まれたくないかたはあまり近寄らないようにしてくださいね。

これからどうする?2017/05/05 22:25

10年近く前にリタイア後のための家を白浜に作って、そのローンも終えた。

弟も白浜にいて仕事をしている。

これからとどうする?

まだ元気ではあるが、在宅医療の過酷な場はちょっとしんどいかもしれない。弟となにかできないかとか考えたりする。

在宅医療は、それをやっている医者も元気でなければできないということを、霞ヶ関は分かっているのだろうか。

再び自粛宣言2017/05/03 23:05

10年以上前に、それまで依頼があれば引き受けていた講演をお断りすることにした。わたしはもともとそんなに偉い者ではないし、単なる町医者でしゃべるネタもしれていることに気づいたからだ。ネットではいろいろ書いているが、内容は毒にも薬にもならないヨタ話ばかりだ。

それが昨年旧知のかたからのどうしてもというご依頼に負けてひさしぶりにやったのだが、そのあとなんとなくダラダラと引き受けるようになってしまって、じつはかなりの負担になっている。

もうひとつ。

わんどに言えばなんとかなるという地元の空気を感じるようになった。考えすぎかもしれないが、どこかで引き受けると次が断りにくくなる。

さらに。

身内だからと思われているのか、しゃべってもまったく報酬の話がないことが多いのも気になる。わたしはたいていの場合、報酬は受け取ってもそのまま寄附することにしているので、実入りにならないのはかまわないのだが、ときどきネットでも話題になるクリエイターなどへの報酬問題と似たような気分の悪さも感じるのだ。

というわけで、いま依頼されている今月のを最後に、再び自粛宣言をすることにした。今後、どんなテーマであっても講義、講演の類はいっさいお断りする。