国勢調査2010/09/28 21:32

 うちにもちゃんと国勢調査の調査票が届いた。

 前回の調査票がどんなだったか忘れてしまったのだが、今回しみじみと拝見して、これ、高齢者にはつらいやろなと思った。私でさえ、眼鏡をはずして見ないと読めないほど活字が小さい。

 そのうえ、仕事ではほぼ100%に近く書類を電子化している私、鉛筆でもって紙に書き込むのは先日の海上特殊無線技士試験依頼。それでさえ問題の活字は大きく、しかも単に○か×かを書くだけで、マークシートということはない。

 東京都では試験的にネットでの記入をできるようにしているという話であるが、つぎの国勢調査はぜひ全国でそうしていただきたいものである。

http://www.kokusei-tokyo.jp/03_net/index.html

 ま、今回もちゃんと協力はしますがね。

在宅医療にiPhoneで電子カルテ2010/09/07 21:52

 私の診療所は2003年の開業当初からセコム医療システムのユビキタス電子カルテを使っている。開発段階からほんのちょっとだけ関係したことがあったので、アイミツなどもなく、しょうしょう割高のランニングコストだったが迷いなく導入した。

 初期にはいろいろ不便もあったが、ヲタクのような開発スタッフもいて(笑)、いまではいわゆる「クラウド」を先取りしたような、大きな可能性のある電子カルテだと思っている。

 6月にその電子カルテの恒例のユーザー会で、iPhoneで電子カルテをいぢることを開発中というプレゼンがあった。そして、初期からのユーザーであるていどのITスキルがあるユーザーだからか、新機能のリリース前には私にも意見を聞いてくださる一環として、今日、ほぼ実用になると思われる、いわばαバージョンのiPhone
アクセスシステムを見せてくださった。

 いやあ、いい。

 いままで、訪問診療/往診には、診療所で持ち歩き用にプリントアウトした紙を持ち、そこにメモ書きして診療所に帰って電子カルテに入力していた。もちろんラップトップPCを患家に持っていけば、携帯電話にモデム接続してダイレクトに入力することができ、それがこの「ユビキタス電子カルテ」のネーミングの由来でもあったのだが、しかし現実にはラップトップPCはカサが高い、アクセスするまで時間がかかる、そういうデメリットを上回るメリットが感じられないということで、さすがの私もやっていなかった。

 しかし、3G回線を使ったiPhoneで電子カルテにほぼ即座に繋がるという、これはなんなんだ。画期的ではないか。機能を絞って速度重視にしておけば、私はiPhoneだけを持って訪問診療に行ける。

 そのうえ、この開発担当者によると、ブラウザベースだし、もしiPhoneがコケてもAndroid対応にするのもそんなに手間ではないというではないか。

 商売のあまりうまくない会社で、いまの「クラウド」のトレンドの最先端を早くから実現しているのに、なかなかシェアが増えないのがもどかしかった。しかし、iPhone、そしてもう半分対応できているiPad、ちょっとの作業でAndroidに対応できるとは、万歳やな。

 今夜は酒が旨い。さっそくiPhoneの、それも3Gs)の安い端末を明日は探しにいかねば。

多機能キャッシュカードが壊れて不便2010/08/25 16:58

 日常的に現金化しているキャッシュカードのICタグが壊れた。読み取りしなくなってしまったのだ。前日までは普通だったのに、いきなりATMを利用できなくなった。前兆なくPCが突如起動しなくなってしまったようなショックである。

 このカード、銀行のキャッシュカードのほか、関西私鉄のPitapa機能とJCBのクレジットカード機能がついている。Pitapaはべつにも使えるカードがあるし、このカードのJCBは買い物や通販には利用していないのに、それらは生きている。いちばん使うキャッシュカード機能だけが使えなくなってしまったのだ。

 すぐに銀行窓口に行って再発行の手続きはしたが、クレジットカードがついているので2週間以上かかるという。

 別口座のキャッシュカードはあるが、こちらは古いタイプの磁気カード。他行のATMやコンビニ端末、阪急電車の駅にあるPatSat端末では使えない。つまり、現金を下ろすのがきわめて不便になっているのである。

 ま、電子機器がお亡くなりになることは一種の運命であるとはいえ、月末にかけてまことに面倒きわまりない。暑さが身に染みる。

自宅PCがようやく…2010/08/18 17:46

 普通にWin7のPCを導入するだけならべつにたいしたストレスではなかったのだが、なにしろ私のところは電子カルテシステムという、ごくローカルなネット関係アプリやデバイスがあり、しかもそれが使えないといろいろと差し支えが大きい。

 先週末に自力でいろいろやってみたが、最終的なUSBセキュリティキーのインストールがどうしてもうまく動作しない。

 予定のない今日は、朝からサポート担当者にリモートでやってもらうことにした。午前中にちょっと外出したが、リモートでメンテしてもらっていて、しかもUSBのキーが絡んでいるということで、基本的には端末の前に待機が必要である。

 けっきょく午後の早くまでかかってようやく設定完了となった。

 問題は、internetVPNに使うツールがWin7にまだ対応していないので、XPmodeで稼働させる必要があり、そうなったときにUSBキーの設定がややこしくなるということなのであった。そして後で気づいたのは、XPmodeでもセキュリティソフトを新たに導入しなければならないし、使い慣れたATOKも二重にインストールしなければならないという面倒。セキュリティソフトがライセンス契約で空きがあったのですぐに設定できたのでまあ安心。

 ほぼ一日を新しい自宅PCの整備に使い切ったのだった。もっとも、この暑さのなか、家にいたほうが楽ではあったのだが。

 さて、つぎはこれまで使っていたXPのPCをダイエットしてデジタルテレビ端末にする作業をちょっとづつやっていくことにしよう。

印刷物の非経済非効率2010/08/16 16:04

 年度が終わったところで編集を開始しだすからかもしれないが、毎年この時期になると近隣のおつきあいのある大手の病院さんから冊子が届く。タイトルはいろいろだが、病院の施設・器材・人員の紹介や前年度の業績などが掲載され、カラーのアート紙のたいへん豪華なものもある。

 印刷物は部数を減らしても経費はあまり変わらないのは知っているが、送ってこられたほうもあまり「隅から隅まで読破」はしないと思う。パラバラと見て、そのあとは本棚に積ん読が多いのではないだろうか。

 私のところは部屋が狭いので、必要な本の保管だけでももう飽和状態のため、こういう冊子はもうしわけないが「紙・布の日」に週刊誌などとともに出してしまうことになる。ちなみに私は新聞はもう何年か前に購読をやめている。

 昨年からだったか、近くの大手私立病院は業績集をCD-ROMにして配布しておられる。最近は紙媒体を高速スキャンして電子化して保存というのがけっこう普通になってきているので、どうせいただくなら電子化されたファイルでというのはありがたい。場所もとらない。おそらく印刷物を作成するより経費はかからないと思う。

 もっといえば、みなさん金のかかったホームページを作っておられるのだから、そこに置くだけでもいいのではないか。そのほうがネット検索にも引っかかりやすいというものである。

 少なくとも商業書籍の電子化よりは対応しやすいと思うのである。

サーバーの信頼性>mixiのダウン2010/08/11 21:29

 昨夜に引き続いて今夜ももう数時間mixiがダウンしている。

 ネット事業で予告なくサーバーがダウンしてしまうというのは致命的だと思う。NiftyServeでのパソコン通信時代のシスオペ経験、自前で草の根ネットを運営していた経験から、不用意なサーバーのダウンはリピータを失うことになると断言できる。

 私はmixiとこのブログに同じ内容の日記をずっと書いているわけなので、mixiが壊れてもだいじょうぶではあるが、これほどゴタゴタするようだと、国産でないのでちょっと抵抗はあるものの、FaceBookやMySpaceに場を移そうかと思わずにはいられない。

 そもそも最近のmixiはどんどんキャピキャピ化していて大人の気分に合わないと思っていたところでもある。

 ただ、これまでのmixiでの資産はちょっともったいないような気もする。

 折も折、ゴタゴタしていて見放した「ゆびとま」が再開という。大丈夫なのか。

 ネットも魑魅魍魎百鬼夜行である。

PCの交換2010/08/10 22:53

 思い返せば7年も使ってきていた。自宅のPCである。

 最近はともかくダルくて使うたびにイライラしていた。それでも一応動くのでなかなか引導を渡せずにいたのだが、さすがに起動に10分近くもかかるようでは仕事にならん。

 もっとも、電子カルテにアクセスするためのインターネットVPNのソフトがまだWin7に対応していないため、これからwin7professionalでのXPmode設定までしなければならない。

 ふと、数年前までなら新しいPCを入手していろいろセットアップするのはとても楽しかったのだが、いつの間にか面倒だと感じるようになっしまっている。いかんいかん老けたかも‐ ^^;。

 いずれにしても、一週間ほどは新しいPCの環境設定に時間をとられそうだ。

 ところで、mixiは数時間にわたってダウンしている。毎日更新日記者としてはまことに困ったことである。

カンブリア宮殿2010/07/12 23:01

 どうもテレビ東京系の話が続いてちょっとイヤなのだけれど、ヨソの地上波テレビは同じ視点で使い回しの画像ばかり流したり、ギャラの安そうな連中を並べたバラエティばかりで辟易だからしかたない。

 腰の据わった「カンブリア宮殿」は好きな番組のひとつだし、今夜は孫正義氏が出演でさらに興味深く見た。「来週に続く」と言われてちとずっこけたわけではあるが…。

 私がPCに熱中しかけたころ、ASCIIとともにソフトバンクの雑誌やアプリにはけっこうお世話になったものだ。しかし、じつは当時の黄色い四角のなかに「SoftBank」とあったロゴと、いまのソフトバンクがなかなかつながらないのである。今夜の番組で昔の映像が出てきて、ちょっとそのギャップが埋まったような気がする。

 YahooBBのADSLモデムを路上でタダで配っていたころは、なんとなくうさんくさいと思っていたものだが、やはり(まともな)ベンチャーは多少のうさんくささが必要なのかもしれない。

 来週の続編が楽しみだ。