ナイチンゲール像 ― 2006/03/03 22:38

川西市にナイチンゲール像があることは、地元でもあまり知られていません。オリジナルはロンドンにあるのだそうですが、それ以外では川西のが唯一のものだといいます。
大阪日赤病院での入院で看護婦の献身的な仕事に感激した岡山の宗教家が1936年に建立したものだと、銘板にあります。同じ敷地のなかには日本赤十字社大阪支部が看護婦慰霊塔もおいています。
もともと、阪急電鉄の川西能勢口駅西方の小高い丘陵の端にあって、池田の五月山や大阪平野を見渡せる場所でしたが、駅から近いロケーションがわざわいして周辺が開発され、いまや三方を集合住宅で囲われてしまっています。
最近は感染対策などのためにナースキャップを廃止する医療機関が多くなっていますが、それでもなお看護学生の戴帽式はナイチンゲールの精神を心に刻むものとして大きな意味を持っています。高学歴化などで看護職員の変化も懸念されますが、それでもなお看護職員は医療の中心であり続けなくてはなりません。
しかし、私の業種には戴帽式のようなケジメはないなあ。
行ったことはないですが、友達の学校は、毎年5月?に学校から行くようです。
このあたりでは、ナイチンゲールをたたえる行事をしているところもあるようですが、私の行っていた学校は何もありませんでした。
戴帽式はありましたけど、最近では大学もふえてきたせいか?それもなくなっているようです。誓詞もしないとか・・・(好きではないです)
確か周りはマンションですよね。