誰かがやってくれるやろという無責任 ― 2006/12/01 23:26
私の自宅付近は道路が狭く坂道やカーブが続いていて、車で走るにはなかなか危険の多い地域です。
カーブミラーの角度がある日とつぜん変わってしまって、そのミラー本来の視野が得られなくなっていたのですね。たぶん大きな車がミラーに接触して角度が変わってしまったのだと思われました。このミラーがカバーしているT字交差点は、なかでも気を遣うポイントなので、たいへんストレスになっていました。
で、いまとなっては私自身の反省もじゅうぶんありますが、誰かが連絡するやろと思ってはや一週間、我慢しきれなくなって昨日管理している市役所に電話をしました。
担当部署の反応はきわめて良好、昼前に連絡したとき「お知らせありがとうございました」と締めくくられて、そのうえ夕刻に帰宅したときにはちゃんと修正されていまして、いまどき公務員はいろいろ矢面に立たされているのに、けっこう気分がよくなりました。
それにしても、自省はこめてですが、ほんまにみんな行動しまへんなあ。
大阪駅… ― 2006/12/02 22:38
ささえあい医療人権センターCOMLの患者塾に参加するため阪急梅田駅からJR大阪駅の環状線ホームに出たとき、向かいの線から「スーパーはくと」が出発していきました。
何年か前、鳥取からの帰りにこの列車を利用して、そのカッコよさにしびれたので、大阪駅から出るブルーの超ハイパワーのディーゼルカーにしばし見とれていました。見とれただけでなく、いやぁアレに乗って鳥取で美味い魚で飲みたいと、真っ昼間なのに懸想してしまったのでありました(私のバヤイ、この季節であってもカニではなく魚なのであります)。
ずーっと昔の高校生のころ、まだ鉄道施設の出入りに自由があったころ、しばしば大阪駅に通って写真を撮りまくっていたころを、ふと思い出しました。その当時からすると、環状線ホームなどはあまり変わっていませんが、ホーム下のコンコースはすごい変わりようで迷路みたい。
出入りする車輌もたいした変化がなくて面白みは減りましたが、やはり大阪駅は大阪駅。まもなく還暦の鉄ちゃんの原点かもしれません。
一気の寒気でも元気 ― 2006/12/03 19:14
ひさしぶりに朝ゆっくり眠れて、目覚めたらもう8時前でした。リビングから見ると遠くに雲はありますが、日差しがあって穏やかそうな朝。
しかし、恬のお散歩に出て服装を後悔しました。日差しはあって見た目は暖かそうだったのに、風がとても冷たく、もっともこれがふつうの北摂の師走だとは思い直し。
震えながらお散歩につきあっているのに、恬は暑さと違ってしごく元気でいつもより長くコースをとってくれます。落ち葉がいっぱいありますので、歩くとサカサカと音がするのがおもしろいのか、けっこうご機嫌に歩いておりました。
ぼつぼつフリースのジャケットを着てお散歩にでなければ…。
コイン精米機ってなかなかのもんです ― 2006/12/04 22:10
月初はレセプト(診療報酬請求書)の提出のためになんとなく落ち着かない時間が続きまして、今日のように午後からあるていどヒマだというときでも、レセプトの作業をしていてやはり一日ずっと仕事になってしまったのですが、それはともかく。
通常の訪問診療に臨時の往診、事情で施行できていなかった訪問でのインフルエンザワクチン接種が2件、2軒の訪問看護ステーションへの届け物があって、まあそれでも午前の外回りは時間に余裕がありました。それで、先月あるかたから玄米をたくさんいただきまので、その一部の精米をするために、清和台というところにある「コイン精米機」 http://www.iseki.co.jp/products/kansou/kans-11.html で初めて精米をやってみました。
これがなかなかよくできています。約10kgの精米で\100。玄米が吸い込まれていって、精米された米がパラパラと出てくるのを見ているのはけっこう楽しい。まあ稲作をされている農家では珍しくもないのでしょうが、住宅地の喫茶店の隣でザクザクという音を立てながら精米しているというのもなかなかシュールであります。
そういうわけで、明日の朝は新米の精米したてのお米のご飯です。
新世代通信…いや近未来通信だったか ― 2006/12/05 22:44
大騒ぎになっていますね。近未来通信とかいう詐欺会社。私はこういうのは問題になるまでほとんど知らないのですが、ここを知っていたのは、全国紙の全面広告でしばしば見ていたからです。タレントが広告塔になっていたことは、今回の報道で初めて知りましたが、なんぼ広告の出稿が減っていたとはいえ、広告が出ているころから「怪し~」と思っていたので、やはり新聞社の見識を疑います。
だいたい、IP電話の会社だといって、中継局オーナーは募集しているのに、かんじんのIP電話のユーザーを集めるための広告はいっさいなかったと記憶しています。その時点で私はなんとなく胡散臭いと感じたのですが、まさか数千万円も必要なのだとは知りませんでした(広告を読む気にもならなかったんでね)。ユーザーをどうして集めるのか分からないのに、設備の出資ばかりに人を誘うってのは、ねぇ。
こういう詐欺が表沙汰になるたびに、退職金をはたいてとか、虎の子の預金をとか報道されますが、やはり私なんかは疑り深すぎるのでしょうか。ちゃんとした銀行から投資信託の営業をかけられても、半信半疑で(つきあいもあるので)余裕のある範囲の微々たる額を預けるくらいの根性しかないのに…。
被害者のみなさんが言っておられるようですが、たびたび全面広告を載せていた一流全国紙には、道義的にも責任ないのでしょうかね。系列のテレビ局は親元に遠慮してか、あまりそのことは言わないようですけど。
帽子を買いました ― 2006/12/06 18:23
帽子を私は好きでけっこう持っています。もっとも、すべてカジュアルなもので、スーツのときにかろうじて被れるのは地味なハンチングがひとつあるだけです。前からすこしフォーマルっぽいのが欲しいと思っていました。
今日、いわゆる「ボルサリーノ」タイプのソフトハットを思い切って買ってきました。お店で被ってみたら、見慣れていないせいかもしれませんが、なんとなくしっくりこなかったので、ちょっと迷ったのでしたが…。なんか安物のマフィアみたいでして(笑)。
まあ、これから寒くなってきたら、マフラーやコートとともに、見慣れるように愛用したいと思います。いちばん安いものだとはいえ、やはり普段使っている帽子に比べるとそれなりにお高いものですし。
新聞紙上では固有名詞が出ていまして ― 2006/12/07 23:29
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000186016.shtml
診療所を開設する直前まで仕事をしていた施設でノロウイルスの集団発生があって、当初からその情報を知っていて
「をゐをゐ、されは新聞沙汰になるやんけ」
と思っていましたら、今日の朝刊で一斉に報道されました。上のURLの神戸新聞のサイトでは固有名詞は出ていませんが、朝刊ではしっかりと出ていました。
事業体が大きくなればなるほどこういうリスクは増えるわけですが、それを恐れて過剰なほどに予防策をとり続けているところも少なくないわけで、いわば危機管理、危機意識の問題かと思います。
私が退職してはや3年。いまは関係ないとはいえ、やはり古巣の新聞沙汰は、いい気はしません。
感染性胃腸炎 ― 2006/12/08 23:09
昨日、前に勤務していた施設でのノロウイルス感染のことを書きましたが、市内の親しい開業医に聞きますと、いま感染性と思われる胃腸炎の患者さんが非常に多いそうです。外来診察をしていない私のところではほとんど分かりませんでしたが…。
感染性胃腸炎の原因がノロ(ウ)かどうかは、インフルエンザのように簡単に検査する方法がないために、一般診療所では診断できません(その検査は保険適用でもないし)。だから、じつはいま世の中ではノロ(ウ)が蔓延していて、その罹患者がウヨウヨしているのかもしれません、というか、ほぼそうでしょう。
いつも以上に手洗いなどには気をつけていますが、インフルエンザなど感染性の疾患と同じように、なぜか医療者、とくに医者は罹りにくいような印象もあります。けっこうズサンな日常生活のような気がしますのに。
まあ、いずれにしても、ノロ(ウ)がすんだらつぎはインフルエンザ(ウ)が猛威のはず。当分は気を抜けません。