地理院地図2018/11/21 23:46

廃道や廃線,未成道や未成線がちょっとしたブームになっている(かもしれない)。

オブローダーという人たちがそういうところを探訪している。いま読んでいるのは石井あつこさんの「廃道を歩く」(洋泉社)。この世界では平沼義之さんというかたもおられる。

わたしももうすこし若ければ、廃道探索とかしたかったと、じつに思うのである。

ところで、地理院地図に載っていない道があるというのが、オブローダー諸氏のモチベーションになっていると思うのだが、ごく最近、わたしは地理院地図に描かれているのにじつは道路がなさそうというのを、わが町内で見つけてしまった。

ここのところ実践しているウオーキングのなかで新たなコースを探していて「おっ、ここに狭いながら道路があるやん」と地理院地図で見つけたのである。ウオーキングのコースで、なんぼなんでもちょっとしんどいからショートカットしたいよね、という区間である。はたして道があるのかと確認のため、今日は午前中の満願寺さん参りとべつに午後に確認のため歩いてきた。

結論としては、道はなかった。

地理院地図という権威であっても、いつのまにか私有地に取り込まれて宅地になっていたというような細かいところは追い切れていないのだということを再確認した。

登山とかでも地理院地図に全面的に頼っては危ないかもしれない。