元旦といってもねえ2014/01/01 20:54

年末からの相棒の力作のおせちを前にして屠蘇を注いで

「あけましておめでとう。今年も一年変わりなく過ごしましょう」

と挨拶して、さて、だからそれからどう(笑)。

ふだんは食べないようなご馳走を朝からいただいて、ぜんぜんオモロクもないテレビをかけて、でも夫婦の会話はいつもと変わらず。

昔と違っていかにお正月だからといっても朝から呑むようなこともしないので、さて、これから何をする?

とりあえず(とはバチ当たりだが)氏神さまに初詣とするが、本殿への参拝の列が半端なく長い。昨年は寒かったからか、今年は昨年の倍以上の長さ。なにしろ行列大嫌いの私なので、離れたところから暫定お参りさせていただく。

そのあといつもの「富田の水」に行ったら、元旦からお仕事されていたそこのスタッフさんに元旦にきたことをたいへん感謝されてなぜか恐縮したのだった。

ま、いずれにしても、いまや夫婦二人でのいつものようなリズムの一日である。とくに元旦だからというものはない。寂しいのか安心できるのか…。

そういう元旦ももうすぐ終わる。

一月二日2014/01/02 22:27

娘一家が白浜にきてくれる日だ。

新鮮な魚を食べさせてあげたいということで、午前に船を出す。しかし田辺湾も波が高く北寄りの風も強い。

しかたなく畠島のかげで釣ってみたら、なぜかいままで経験したことがないような場所でアジやイサキやそのほかの底モノがいくつか釣れて、いやはや今年は新年からいいぞ、と。

アジは南蛮漬け、イサキは一部が刺身、ガシラとクエの子どもは煮つけ。娘一家とのひさしぶりの夕食の食卓に色を添えてくれた。孫の語彙が急に増えて会話が楽しくなったこともあって、今夜はじつに楽しかったのである。

新幹線(とその他の路線)の弱点2014/01/04 00:06

早朝に有楽町駅の直近で火災が起きて、そのために新幹線はじめ首都圏の鉄道が止まってえらいパニックになったという。

安全第一でいままで半世紀の間に人身死亡事故がないのを誇りにしている新幹線だが、意外な弱点があったようだ。人の移動が最も激しくなる時期でもあって、列島は混乱したが、一部の報道では不審火だという。

テロに利用されかねない、弱い腹部が露わになったとも考えられる。

新幹線は簡単には折り返し運転などの対応ができない。山手線はもともとぐるぐる回るだけなので、こちらも折り返しができない。なにより、影響を受ける人口が半端ではない。

私たちはあまりにも新幹線や鉄道が普通に活動しているものと思い込んでいるのではないか。たかだか沿線火災で半日にわたって列島の移動手段が大きな打撃を受ける。

想定外と言うかもしれないが、今回の事故を契機にぜひ想定を見直していただきたいものだ。

時間のたつのがひどく早い2014/01/04 23:03

12月28日の夜に白浜に帰ってから今日宝塚に戻るまで8日間。

まるまるでいえば6日間だが、そんなに休んだか、というほど時間がたつのが早かった。おそらく社会人になってから一番長く休んだし、ほぼ仕事関係の連絡もなかったのであるが、それにしてもいったいなにをしていたのだか。

宝塚のマンションに着いて、また日常に戻るかと…。

とはいえ、明日はまだ休み。

リズムが戻らぬ2014/01/05 21:50

10日間も休んでしまうと生活のリズムが大混乱。夜遅くまで起きていて朝寝坊。私だけでなく相棒も、だ。

最後の休日である今日そのリズムをすこしでも戻すべく努力しようとしたがあえなく挫折であった。なさけないが、弱いものなのである、人は。

で、では今夜は早く眠ればいいわけだが、「ダイハード」見て「のぼうの城」見たりして悪循環は続く。なさけないが、そういうもののようである、人は。

勉強とか仕事で遅くまで起きているならまだ言い訳はたつわけだが、映画を見たり本を読んだりして遊んでいるばかりなのである。なさけない。

もっとも、明日はいつものように起きなければなりませぬ。リズムが…などと言っていられない一年の始まり。

PCの交換2014/01/06 17:10

Twitterには書いたのだが、長期の年末年始休業だったため12月27日の夜に診療所のメインPCの電源を落とした。このPCはほぼ常時電源を入れたままにしていて、アップデートなどのときに再起動をするくらいにしている。最近ちょっと不安定になってきているのと、多くのスタートアップもあって、電源再投入に若干の不安を持っていたからでもある。2006年の11月に導入してからもうすでに8年目になっている。もちろんWinXPのままだ。

1月5日に翌日からの業務再開の準備に診療所に出向いて電源を入れたところ、BIOSレベルでフリーズして動かなくなった。周辺機器をはずしてみたりBluetoothを交換してみたりしたが改善しない。

あるていどの覚悟もあったのでいよいよかと思ってそのまま近くの量販店に行ってほぼベアボーンのデスクトップ機を確保した。もちろん練れているWin7。そういう店ではいまやいわゆるデスクトップはほとんどなく、大手メーカーのはほとんどがモニター一体型の見栄え重視のWin8のPCばかりなのにちょっとショックを受けたのである。

で、今日出勤してきてからまさかと思いつつ電源を投入してみると、時間はかかったがなんと無事に起動したではないか。もっとも、システムの日時は2006年1月1日に戻り、メーラーは既読フラグがぐちゃぐちゃになってしまってはいる。

それでもこれで移行はかなり楽になる。引越アプリをダウンロードして午後から作業を開始していま。おそらくこの一晩くらいはかかるかもしれない。

重要データはEvernoteやDropBoxのクラウドに同期しているし、電子カルテもクラウドなので被害はほとんどないのでとくに慌てずにすんだのはわれながらいい仕事をしたものだ。

しかし、8年もたつとCPUは3世代くらい代わり、HDDは80GBで余裕だと思っていたのに新機ではなんと1TBだ。それなのに値段は安くなっている。

ま、よくもったほうではないかと自画自賛した仕事始め。

今年も訃報が続く2014/01/07 23:16

速報が出たのだが、やしきたかじんさんが食道癌で亡くなった。同じ学年だ。1月3日に亡くなっていたという。同じ日には上方の正統派女性漫才コンビの海原しおりさんも脳腫瘍で亡くなっている。

首都圏のかたにはあまり馴染みがないかもしれないが、関西ではたかじんさんの冠番組がいくつもあり、それらは病気休養中もずっとそのまま放送されてきた。ある意味、絶対的な男であった。

亡くなったことがしばらく伏せられていたのはおそらく本人の遺志だろう。最後までカッコエエやつである。

またひとり大きな人が斃れてしまった。

合掌。

たかじんショック2014/01/08 23:00

もちろん私はやしきたかじんさんの逝去にショックを受けた一人である。もっとも、昨年春の復帰から短期間で再度の休養になったことで、状況はけっしてよくないのだろうなと思っていたので、ついにくるときがきたかという思いではある。

昨秋に次弟を失ってからあまり時間がたたないうちに、勝手に師事しているつもりだったたかじんさんの逝去はつらい。師事とはいえ、彼は学年では一年下である。それでも(歌ではなく)考えかたや表現のしかたについてはずっと上の師匠であった。もちろん直接お会いしたことはない。

そんなことは私の勝手な思い込みかと思っていたら、あるていど予想はできていたものの、みなさんのショックは予測をはるかに上回るほどのようだ。ただ「たかじんショック」は、地元とそれ以外ではかなりの温度差があるようだ。

だからどうということはないのだが、この地の人たちにとっては、まさに「たかじんショック」と言っていいような状況なのである。