新年の朝2008/01/01 12:57

でも雲の端はきれい
 あけましておめでとうございます。

 今年の日の出は、昨年のそれ
http://wando.asablo.jp/blog/2007/01/01/1084700の正反対。ちょうど稜線の部分だけに雲があり、ちゃんとした日の出は見えませんでした。暦では7時06分が大阪の時刻で、その写真ですが見たとおりの残念でした。

 桑田佳祐さんの年越しライブをかなり遅くまで見ていて、日の出に起きて、そのあと二度寝してしまい、つぎに目覚めたのが10時すぎ。短い元旦になりそうですが、これから近所の神社に行ってこようかと思います。

 今年もよろしくお願いします。

人が動き出す2008/01/02 22:05

 高校の同窓生のミニ飲み会を市内の診療所で。

 手みやげを買うために、宝塚阪急に立ち寄りましたら、食品フロアが大混雑。私の自宅の最寄り駅から宝塚駅までの間には、中山観音、売布(めふ) 神社、清荒神(きよしこうじん)と各駅停車のごとく寺社があって電車もそれなりに混んでいました。お店の多くも開いていまして、お正月とはいえ2日にはもう人がしっかりと動き出しているさま。

 わが家でも娘は今日から仕事です。

 めったにないことに明るいうちからアルコール摂取をして、じつはちょっとしんどい状態の今夜であります。

1月3日2008/01/03 21:01

 阪神間の三が日は晴天が続きました。

 私以外はみんな仕事にでかけて、恬と二人ゆったりと午前の日差しを堪能。ちょっと診療所に行って年賀状を確認。自分では出さないのに受け取るものを楽しみにしている勝手さにはご容赦(笑)。

 午後の早くに末弟が来訪。ビールから始めて昨日に引き続きまたまた明るいうちからの酒盛りの開始(泣)。積もる話が続くうちにパートナーが仕事を終えて帰宅の時間。じつに6時間ほども飲み続けていたことになるわけで… ^^;

 よく思い返しますと、今年はけっこう「正しいお正月」だったように思います。最近にはなかった時間の過ごしかた。けっこう充実感があります。

 さて、今年もがんばろ~っ、と。

世間は仕事始めですが2008/01/04 21:14

 たまたま診療の予定が入っておらず、私のところはまだ仕事を始める状態になっていません。でもまあ世間体が悪い(笑)ので、朝から職場に行って診療報酬請求の作業などを昼ごろまでやってきました。

 午後からはよく行く「りんくうプレミアム・アウトレット」に行ってきましたが、大発会で日経平均が15,000円を大きく割り込む暴落をするし、原油価格は超高騰するし、ケニアでは内戦状態だし、北朝鮮はやっぱり約束を守りよらんというのに、アウトレット・モールとその周辺ではたいへんな混雑。みんなまだ仕事は始まってないのか。

 新年の特売だからということもあるのでしょうけど、ブランドの大きな袋をいくつも抱えた人たちがいっぱい。こういう買い物ができる層は、よく言われている格差ではどうなるのでしょうか。よく分からん。

 んで、パートナーがウインドウ・ショッピングをしている間、私はコールマンやGショックやゼロハリバートンの店を覗いたあと、関空の見えるベンチに座って118.2MHzを聞いて異国を夢想していたのでありました。

 でも大阪湾とはいえ海風は寒かった。冷えて腰から下肢の痛みでいまひどいことになってます(泣)。

実家に缶詰2008/01/05 23:18

 母が亡くなって2年あまり。実家がほとんど手つかずだったので、いつまでもそのままというわけにもいかず、正月あけのちょっと兄弟の時間のとれるときということで、遺品(というほどたいそうなものでもありませぬが)の整理に行っていました。

 朝早くから午後6時すぎまで。いやはや疲れました。

 美術品も多少ありますが、洋服や着物、趣味(というかお師匠でもあった)の絵などが大量にありまして、それぞれが両親の思い出の品ではあるのですが、しかしそれらをぜんぶ分けて持ち帰っても狭いわがマンションに置く場所はありません。近くに借りているトランクルームに多少は収容できますが、今後それをどうするかという見込みもたちません。

 実家がそのままあればいいのですがそういうわけにも行かず(長男の私が実家を継ぐ甲斐性もないので)、ちかいうちに解体するというせっぱ詰まった状況。遺産の取り合いで兄弟喧嘩というのはよくあるのかもしれませんが、遺産の押し付け合いでしばし険悪というのも困ったことでした。

 母の古いアクセサリーをたいした期待なく持ち帰ってきましたら、娘などはアンティークに近いまなざしで意外にも喜んでくれまして、とりあえずはよかったよかった、っと。

美味い蕎麦&スイセンの開花2008/01/06 18:52

ご近所の医院の駐車場の花壇
 午後からうらうらと暖かく、診療所のベランダの植木類の整理などをしたあと、すこし小腹が空いたので、ずっとみんなに評判を聞いていたのに行く機会がなかった川西の蕎麦屋「小花庵」さんへ。いつも混んでいて入れないのに、今日は幸運にもすんなりと入れまして、私はたぬきそば、パートナーはとろろそば。とろろそばはこれまで経験のないほどのとろろの量のうえに、麺がからみやすいようにと思うのですがたぬきそばよりかなり細い麺で、いままで私らはこういう細工をしている蕎麦屋さんを知らなかったので感心したうえ、そのどちらも評判に違わずひじょうに美味くて大満足。ネットでの情報では、ここのご亭主と箕面「家族庵」のご亭主とはご兄弟だとか。

 機嫌よく帰宅してからちょっと早めの恬のお散歩をしていましたら、近所の医院の庭のスイセンがもう開花していました。

 淡路島の黒岩水仙郷は開花時期は12月下旬から2月下旬だということなので、宝塚で咲いても不思議ではないのかもしれませんが、それにしても新年早々にスイセンの花というのもなんとなく気が早い感じがします。

 そういえばマンション駐車場前のソメイヨシノにはちょっとツボミが見えるような気もしますが、温暖化といえじもさすがにそれはないでしょうねえ。でも今日の朝刊紙「サンケイ・エキスプレス」に、友人の伊藤勝敏さんの、温暖化で白化した石垣島近海の珊瑚のいたいたしい写真が載っていました。

昭和が終わった日2008/01/07 23:23

 正月からこちら、けっこうサボっていた報いもあって、ひさしぶりに残業の必要があって帰宅がすこし遅くなりました。急速に冷えてきて、あわてて風呂で暖まってから夕食をとるべくの午後8時すぎ(これより遅くの食事は健康によくない)。

 テレビをつけましたら、どの(地上波の)チャンネルもしょーもないバカ騒ぎばかり。なにげなくBSに上がってきましたら、NHKのBSHVでのHV特集で「昭和が終わった日」というのをやっていまして、それでふとそうか今日は<昭和天皇崩御の日>だと思い出しました。あれからなんと20年。その日は私はまだ38歳。ばりばりの外科医のつもりの日々でした。

 番組はかなり地味な作りでしたが、22時までの約2時間、パートナーと二人でのちびちび飲みながらの食事をしながらでしたが、たしかに見応えがありました。

 戦後生まれ、戦争を知らない子どもたちである私には、昭和が終わったことにとくに感懐はなかったような記憶があります。しかしおそらく、私らより上とくに私の両親に近い世代のひとたちにはいろいろ思いはあったはずです。そういう人それぞれの「昭和が終わった日」があったことを番組であらためて知らされました。

 NHKなのにけっこう天皇制や戦争責任にも切り込んだいい番組だったと思いました。地上波の総合でも再放送すべきではないかと…。

今年を暗示するような濃霧2008/01/08 15:16

県道尼崎篠山線
 昨夜の天気予報がきっちりと当たりました。

 猪名川の川筋に沿ってかなり濃い霧とともに朝が明けました。ベランダから見るとほとんど視界がありません。日の出の時刻をとっくにすぎて恬のお散歩に出たのに、まだ薄暗くて寒々としていました。もっとも、じっさいには気温はそれほど低くないようで、完全武装ではちょっと汗ばみましたが…。

 出勤直後の午前8時前には写真のような状態でしたが、訪問診療に出かける9時半ごろには幸いほぼ晴れてしまいました。

 それにしても2008年の先行きを暗示しているような今朝の景色でありました。