場所迷いの人 ― 2015/07/21 22:49
ようやく日が陰ってすこし涼しくなってきたので、仕事を終え帰宅してすぐだったがフレブル恬の散歩に出た。
フレブル恬のいつもの夕方散歩のルートのちょうどなかほど、坂の多い近所でもそこそこの急な下り坂になっていりかけるところで、シルバーカーに手を置いて電柱に身体を預けてうなだれているオババが目についた。たまたま反対向きにやはりワンコの散歩をする女性ともども声をかける。しかし通じず。しばらく話しかけていて、おそらく強い難聴だと気づいたので、思い切りそのつもりでいろいろ話していて、家は川西能勢口あたりと判明。足が悪いので下り坂だとシルバーカーで支えにならず足が出なくなっているらしい。
女性は小一時間前に別の道を昇るオババを見ていたという。能勢口駅からここまで私の足でも30分以上はかかる。暑いこのさなか。
けっきょく、通りがかった近所のみなさん数人で見守りながら、警察に連絡して自宅までミニパトで送っていただくまで1時間あまり。94歳で独居だというこのオババ。考えようによってはとっても元気だとも言えるのだが、今日の午後の介護認定審査会での高齢独居や老老介護のケースの増加を思い出して暗澹。
それにしても、悪ガキのフレブル恬も、オババの対応をしているあいだ、けっこうおとなしく、しかもオババのそばで心配そうにしていたのにはちょっと驚いた。えらいえらい。
フレブル恬のいつもの夕方散歩のルートのちょうどなかほど、坂の多い近所でもそこそこの急な下り坂になっていりかけるところで、シルバーカーに手を置いて電柱に身体を預けてうなだれているオババが目についた。たまたま反対向きにやはりワンコの散歩をする女性ともども声をかける。しかし通じず。しばらく話しかけていて、おそらく強い難聴だと気づいたので、思い切りそのつもりでいろいろ話していて、家は川西能勢口あたりと判明。足が悪いので下り坂だとシルバーカーで支えにならず足が出なくなっているらしい。
女性は小一時間前に別の道を昇るオババを見ていたという。能勢口駅からここまで私の足でも30分以上はかかる。暑いこのさなか。
けっきょく、通りがかった近所のみなさん数人で見守りながら、警察に連絡して自宅までミニパトで送っていただくまで1時間あまり。94歳で独居だというこのオババ。考えようによってはとっても元気だとも言えるのだが、今日の午後の介護認定審査会での高齢独居や老老介護のケースの増加を思い出して暗澹。
それにしても、悪ガキのフレブル恬も、オババの対応をしているあいだ、けっこうおとなしく、しかもオババのそばで心配そうにしていたのにはちょっと驚いた。えらいえらい。