わんどの身辺雑記

先日、facebookで国交省のYouTubeが紹介されていた。熊野市と尾鷲市のあいだにある矢ノ川(やのこ)峠の道路改修工事の記録映画だ。

https://youtu.be/F7Y1ua_4GLk?si=b2A_-D2u_jtUXED3

このときに工事で新しくなったのが現在の国道42号である。映画ではそれまでの難路が紹介されているが、わたしはこの旧道を踏破したことがあるので興味深く見た。

大学生になってすぐ運転免許を取得、大学の最寄駅は近鉄の大和八木、最近よく話題になる「八木新宮特急バス」が目の前を走る(当時は始発が八木駅前ではなく奈良市内の奈良大仏前だったので今より長距離。さらに国道169号経由の新宮行きもあった)。

とある日、それに乗って本宮へ。乗り換えて新宮まで行ってから当時は珍しいレンタカーを借りた。いまはないが、ホンダ直営のレンタカーだったはず。借りたS600のオープンカーで旧道の矢ノ川峠を尾鷲まで往復したのだった。記録映画に出てくるように、舗装もない酷道だったが、若気の至り、嬉嬉として山道のドライブを堪能したのであった。

いまから考えると、一人で行動していて、なにかトラブルがあったら恐ろしいことになっていたと思うのだが、ノーテンキな大学生だった。

いま、矢ノ川峠は紀勢道(E42)が長いトンネルで最短距離で越えている。ちかいうちに行ってみたい。