宮城産のカツオ2011/09/30 23:11

紀南のひとたちはカツオが好きだ。たぶん。

シーズンにはまさに紀南でカツオが獲れる。すさみ町で揚がるものはケンケンという釣りかたのもので、一種のブランドになっている。

初夏のカツオは、獲れて数時間のものは「モチカツオ」と言う。マグロなどよりずっと美味い。

ハツガツオからモドリガツオまでの間は紀南ではほとんど獲れないが、そういう時期でもスーパーにはほぼいつもカツオの刺身がある。すこし前までは長崎産だったり鹿児島産だったりした。プロにはかなわないが、カツオ好きの私が3年も紀南で過ごしていたら、あるていどは目が利くようになってきたと思う。

今日、白浜から宝塚に戻る途中に田辺のいつものAcoopクックガーデンに寄ったら、宮城産のカツオの刺身があった。お値段もそれほど高くないうえに、いい色ツヤである。ずっと九州のものをスルーしてきたが、今日は手にした。宮城(気仙沼の水揚げだろうか)を応援したい気持ちもあった。放射能汚染? そんなこと還暦過ぎの私は気にしない。

そして、白浜の「はま乃」のさんま寿司ともども晩ご飯に食したら、やはり期待どおりなかなか美味かったのである。

コメント

トラックバック