豪雨のあと2012/06/22 23:37

都合で白浜には今日の午後に帰ってきた。数日前の予報では一日中雨だったのだが、直近は晴になり、じっさい風は強いが雲の少ないいい晴だった。

しかし、白浜に帰ってきて海をみると、これはじつに豪雨のあと。グラデーションになって茶色から濁った青まで。しばらく釣りは無理やな、たぶん。

古賀浦に避難してきた漁船はまだそのまま、週末だし海の状態も悪くて漁にならんのでゆっくりするということだろうか。

上流で昨秋の颱風12号の被害のあった河川の水は濁流だ。そうでない、たとえば「富田の水」の横を流れる高瀬川は増水しているものの水はきれいだ。高瀬川の本流の富田川のひどい濁りは、滝尻地区の大規模山崩れによるものだったりして、いわば天災ではあるが、その山崩れが100%自然災害かというとまだ(あるいはずっと)原因は特定されていない。

これから何年か、紀南ではまとまった雨が降るたびにこのような思いを巡らすことになるのだろう。