高野山は思ったより寒くなかった2018/11/09 23:10

 
数週間前から予定していた高野山日帰り旅行の日である。

ずっとととんでもなく秋晴れが続いていたのに、予報ではピンポイントで今日は雨。しかも、低気圧に伴う寒冷前線が通るということで荒れた天候と。

なんやねんな。わしらなんか悪いことしたんか。

南海難波駅08:42発の特急「こうや1号」に乗るために7時すぎの準急で出発。阪急も大阪メトロもまともに通勤時間帯の混雑のなか、毎日こんなんたいへんやなぁとご同情しつつ難波駅に着。「南海そば」できつねうどんの朝食をとる。

はじめて乗る「こうや」30000系。大雨が窓ガラスを叩くなか高野下駅を過ぎて山岳線区にかかったころから稲光と雷鳴が始まった。尾根に落雷しているのが見える。特急の終着、極楽橋駅に着いてケーブルカーに乗り換えるころがピークであった。ケーブルカーの到着を待っていると駅が停電した。まあケーブルカーの動きは山の上の運転台でコントロールしているので問題はなく運転が継続されている。

ともかく雨が激しいうちは濡れることがないところに行こうということで高野山霊宝館に。じつはわたしはここの見学が初めてなので、じっくりと時間をかけた。出てくると雨は上がってすこしづつ明るくなる。

檀上伽藍の根本大塔、金堂を参拝して境内を巡ったあと、西にあるいて「つくも」さんという食事処で釜めし。大門見学のあとバスで金剛峯寺へ移動して参観。歩いて苅萱堂前の「麩善支店」さんで「笹巻あんぷ」をおみやげに。さらに歩いて一の橋から奥の院参道、中の橋近くの祖父の墓所にお参りしたあとは、ちょっと早いがバスで高野山駅に戻った。

お山での滞在時間は約5時間。荒れた天気になるかなと思っていたが、傘をさしたのは霊宝館前バス停から霊宝館に入るまでだけであった。

やっぱりわしらは雨にはたたられへんねや。

2万歩近くの歩き。さすがに疲れた。