わんどの身辺雑記

ここのところわたしの髪は購入したプロ用の電気バリカンで散髪している。

最初のころはちょっとびびって長い目のアタッチメントを使っていたのだが、次第に短くできるものになってきて、いまや6mmのものを使っている。スキンヘッドにはならないが、ほとんど丸刈りである。生え際はアタッチメントなしの2mm。

そもそも、いつのころからか髪が薄くなり、白髪が優勢になっている。最近は白髪をそのままにするオシャレがはやりかけているらしいが、わたしはもともとごまかしたくなくて、白髪や白鬚は五十台のころから容認、薄毛を感じるようになってからは、それが進んだらスキンヘッドに近くしてやろうと決めていた。

高校は規則で丸刈りだった。ちょっとイヤだった。その反動のあって大学に入って時代もあったがロングヘアにした。いま、そのころの写真を見ると、似合いもせんのに長髪なびかせてじつに恥ずかしい。顔の大きいわたしにはロングはぜったい似合わんわ。

卒業して医局に入った。ヒゲも伸ばしていた。先輩ドクターに「おまえアタマかヒゲかどっちかにせい」と叱られた。その先輩は、髪がほとんどなかった。「すんません」と言って両方ともやめた。

丸刈りにしようと思って、父に言ったら「丸刈りにしたらウチに出入りするな」と言われた。なぜなら父と同じようにいかつい顔なので今でいう反社会的勢力構成員のように見えそうだったからだ。

いま、ほぼ丸刈りになってどうなのかというと、やはりそう見えそうである。救いは年をとって全体的に柔和になっていることである(ほんまか?)。

というわけで、今夜散髪した。アタマの自撮りをしようと思ったが、あほらしそうなので、やめた。