ワクチンの集団接種2021/07/12 23:05

紆余曲折があって(原因のほとんどは国のワクチン配分のバタバタ)、わたしの集団接種への今後の出務先が変わり、今日はほぼ最後の市民体育館。現地に着いたらちょうど雷雨が激しくなるときだった。

市民体育館のすぐ前に巨大な高圧線鉄塔がある。周囲が住宅地なので、とくに送電線を高くするためか、じつに大きく高い。ふと見たら向こうのほうの山に落雷したようだ。そして、ここの前には鉄塔がある。道路で駐車の交通整理をしているガードマンさんはさぞ怖い思いをしておられるやろなあと心配しながら仕事についた。

今日は、もともとの高齢者接種の2回目接種のかた、8月の予定だったかたの1回目、基礎疾患のあるかたの1回目、介護や福祉に従事しておられるかたの1回目が混在して、わたしが出務したなかではいちばん多い930名の予定だとのこと。淡々と仕事を続けるが、やはり暑さで汗が噴き出る。ほぼ3時間あまり、休憩なしで走りきった。

診療所に戻って、8月以降の集団接種の出務を専用サイトから設定しようとしたら、もうほぼすでに満席というか埋まっていた。7月10日から申し込みができていたが、すぐに埋まったようだ。

ちょっと驚いた。こんな地味な仕事は、なかなかみなさんの参加が難しいのではないかと思っていたが、すぐに満たされたとは。川西市は今後もしばらく個別接種(かかりつけ医などで個々に接種すること)をしない方針になったのが関係しているのだろうか。

わたしは、そもそも集団接種に出務してどれだけの報酬をいただけるのかも知らないまま仕事をしている。おなじように考えている(と期待する)医師会員がおおぜいいることにちょっと感動した。

医師会への風当たりやメディアの悪意はあっても、すくなくとも川西市医師会の会員諸氏はたいしたものだ。