「JP」って、あんた…2007/10/01 21:54

 この10月1日からいろいろと変わったことがありますが、なんといっても郵政公社の完全民営化がトピックでしょう。その賛否はともかく(私はすくなくとも郵政に預金をしていませんし、パートナーは先月末に郵便貯金の全額を解約して銀行に移してしまったようです)、始まってしまったことはたしか。

 それで、私にはとくにどうでもいいことが多いのですが、ひとつ気になったのが略称が「JP」だということ。Japan Postだと思うのですが、JPというのは禁じ手ではないでしょうか。そもそもこういう2レターの略称を使い始めたのはJRだと思います。その後、政府系から民営化された組織があたりまえのように2レターを使っていますが、それは厚かましくはないのか。かつての国策会社である日本航空でさえJALという3 レターである。なのにJT(日本たばこ―旧専売公社)、JH(高速道路会社)、JA(農協)と続いています。青年会議所も2レターだというのは、まあ勝手にしなさいと思いますが、JPはJAともども、それはないやろと思うわけです。いや、もっとも、あらためてその気でJで始まる2レターの略称を検索してみたら、けっこうみんな使っているのにびっくりしたところではあります。

 しかし、「JA」と「JP」というのは、ニッポンそのものの表現に使われる特別な2レターではないかと思うのです。単なる一民間企業(念のため聞きますがそうですよね)がJPを使ってほしくないのですが、まあ私の勝手な思いこみではあります。

いやな火事がありました2007/10/02 18:50

 7時半すぎに診療所に着いてまもなく、頭上をつぎつぎに数機のヘリが飛んでいきました。診療所あたりで自衛隊でない民間ヘリが飛ぶときは、北部山間で何かあったときだというのが経験上分かっています。西南方向で飛び回っているときは、自宅北側の山火事で、診療所近くのため池から水を汲んで空中散水していることも何度かありました。

 昼前のテレビニュースで猪名川町の早朝火災が報じられました。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000670132.shtml

 一部の報道では、お父さんの仕事が最近少なくなっていて、子どもたちの給食費などの未納があったということで、まだ捜査中ではあるものの、無理心中を示唆するようなものもありました。小学生の男の子2人も亡くなっています。

 猪名川町の奥のほうで静かな川沿いの集落ですが、いやな火事になりました。

容疑者の肩書き2007/10/03 17:25

 かつて新聞や放送では犯罪者と思われる人間の名前は呼び捨てにしていました。なかには冤罪というか無罪というかの人もあるということでか、いつのころからか「~容疑者」とか「~被告」などという肩書きがつくようになりました。そして、容疑者でも被告でもない場合、収監されている場合などは「~受刑者」というようですが、実刑でない罰金刑や執行猶予、起訴猶予などの場合はしばしば職業名(あるいは元職業名)がつけられています。

 もし私が犯罪を犯した場合、医師の資格が残っていれば「わんど医師」、資格を剥奪されていれば「わんど元医師」とか「わんど元院長」となるのでしょう。それでは、そういう職業名をつけられない場合はどうなるのだろうと、ちょっと疑問に思っていましたが、つい先日、友人をどついたとして罰金刑になった、七福神の一人と同じ名前のタレントに「~ギタリスト」とありました。見出しはなんとも不思議な雰囲気。

 それにしても、かつて「稲垣吾郎メンバー」などと表現された例などもあるとのことですが、どうしてもつけられない場合はどうするのでしょうか。まったく無職の人とか…。

 有名人や権力者は呼び捨て、無名の人はそもそも氏名を報じる意味があまりないので匿名ということではどうなんでしょうか(それが最良かどうかまでは考えたわけではありませんが)。~ギタリストではいかにも日本語として不自然だと思ったもので。

週刊誌の発売中止2007/10/04 15:30

 明日発売の「フライデー」が急に中止になったのだという。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071004AT1G0401M04102007.html

 臨時国会での所信表明演説のあと、代表質問の直前に首相をやめた人がいるご時世ですから、発売前日にドタキャンした週刊誌があっても不思議ではありませんが、それにしても「特集記事作成の過程で重大なミスのあることが判明した」といわれると、よけいにそのミスってどんなん? という興味というか野次馬根性というかが増大します。

 あるいは、どこかからなにか圧力でもあって自主規制したとか、いずれにしても興味津々ではあります。そのうちどこかから漏れてくるに違いないでしょうから、わかるのも時間の問題か(すくなくとも印刷はすんでいるはずですから)。

 いやあ、ほんとにいろいろありますなあ、ここのところ。

そりゃあ車好きの団塊世代のおっさんやけど…2007/10/05 13:25

 各社から高級スポーツセダンが続々と発表されているようです。

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/10/04/022/index.html
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/09/26/021/index.html

 新聞によりますと、ターゲットが車好きの団塊世代などとも言われています。それ、まさに私のことではないですか。たしかに昔から車好きで、スカイラインにも乗っていたことがありますし、ラリーも経験しています(ジムカーナやレースにでるほどの根性はなかったけど(泣))。いまでも車は好きで、だからこそミニバンやSUVなど、万人向けらしきコンセプトの車には見向きもしていないわけでありますが…。

 上記2車とも1000万円近くになる高級車でありまして、まずその値段にやはり尻込み。そのつぎに、これは私だけかもしれませんが、とくに五十路になってから自分の反射神経、情報処理速度に自信がなくなってきて、昔はけっこう走り屋だったのに最近は安全運転。だから仕様を見て、自分には明らかにオーバースペックだと感じます。価格帯が低いものでは

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/10/01/018/index.html

こういうものも出ていまして、ランサーというブランドは昔ラリーでも何度か使ってなじみもありますけれど、やっぱりこんなじゃじゃ馬は乗りこなせないなあ、と。

 あと20年若ければ乗ってみたい車ばかりですが、いやあ20年前はこんな価格帯はまったく手が届くあてもなかった。まあ、今でもローンでなんとか買えるかなあという値段でありますから、ま、「エエなあ」とあこがれつつさらに老けることにいたしましょう ^^;

飛行機のインシデント3件2007/10/06 10:31

 那覇空港での中華航空機の炎上のあとちょっと途絶えていた飛行機の事故が立て続けに起きていました。

 関西国際空港でのJAL機のお尻の接触。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071004it02.htm?from=navr
これを聞いたとき、JAL123便の群馬県御巣鷹の尾根への墜落事故(1985年)をすぐ思い出しました。ご承知のようにあの事故の遠因がこのB747SRが大阪国際空港で起こした尻餅事故(1978年)の修理ミスではないかとされていたからです。でも最近はボディの尻餅を防ぐための装置があって、それが損傷したということで、まあ123便のような後遺症は残さないと思われますし、そう期待します。

 佐賀空港で修理後帰国のため離陸した中華航空機の離陸ミス。
http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY200710050345.html
9月20日に台北から佐賀空港に飛来した同機の尾部に亀裂が発見されたという事故がありました。
http://j.peopledaily.com.cn/2007/09/22/jp20070922_77221.html
その修理が終わって台湾に帰ろうとしての事故。再度着陸して速度計の異常があることが分かったとのことですが、そのためにV1(離陸決定速度)・VR(ローテーション速度)・V2(安全離陸速度)の確認ができなかったのかもしれません。まあ無事に戻ってきてよかった。

 それにしても上の2件はいずれもB737-800。先日の那覇での炎上機もそれ。最新の、しかも形式として長い歴史のあるものの立て続けのインシデントにはちょっと不思議な気がしました。

 大阪国際空港でのANA機の着陸滑走路間違い。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071005it17.htm?from=top
大阪空港には1800米級のA滑走路と3000米級のB滑走路が平行してあります。大型の機体はつねにB滑走路を使うのですが、プロペラ機や小型のジェットは両方を使います。今回はその着陸できる滑走路が2本あるA320がほんらい着陸を指示されたB滑走路(当時はRWY32L)ではなくA滑走路(RWY32R)に着陸したというもの。32RからはすでにJALのMD87が進入許可を受けていたものの、JAL機の機長が危険を感じて進入しなかったので事故にならなかったというものです。入っていたら大惨事。この時刻ころ、私は空港のすぐ西にあるイオンモール伊丹テラス(旧・ダイヤモンドシティテラス伊丹)にいたのですが、そういうことがあったとはまったく知らず、それにしてもこれまた幸いなことでした。

 近々飛行機を利用する予定はないのですが、関係者のみなさま、ほんと気をつけてくださいねぇ。

ハロウィーンって何?2007/10/07 22:57

りんくうプレミアムアウトレット。オレンジ色のハロウィーンの旗。向こうはりんくうゲートタワービル。
 いつのころからか、小売業界を中心にハロウィーンとやらがセールやイベントの時期になっているようで、でも団塊のおぢさんにとってはハロウィーンというのはあまりなじみがない。まあ、キリスト教圏でカボチャの人形のようなものを飾ったりしているようだし、何年か前に米国でその仮装をしていた日本の少年が射殺されたという事件などを思いうかべるていどです。

 パートナーにおつきあいして「りんくうプレミアムアウトレット」に行きましたら、まさにハロウィーンのお祭りの真っ最中。パレードなどもやっていたようです。

 Wikipediaで調べてみたら、カトリックの盂蘭盆会のようなものかなと(乱暴か)。若者たちは盂蘭盆会は休むだけだがハロウィーンはけっこうダシにして楽しんでいるようで、それもなんだかなあと。

 でもまあクリスマスを大々的に楽しんで、一週間後には初詣という年に一度の神社参りをするいまどきですから、まあハロウィーンがあってもしゃーないですか(笑)。

また蒸し暑い2007/10/08 18:38

 寒冷前線ネタをくりかえしてしまいますが、早朝の激しい雨が寒冷前線の南下によるものと天気予報でいっていたのに、通過後はかえって蒸し暑くなっています。

 15時の天気図を見たらちょうど前線が真上にあるようになっていますが、衛星画像ではほとんど雲がみえていません。前線はどうなったのか。

 気温はもちろんそれほど高くはないのですが、秋の冷気を期待しながら恬の夕のお散歩に出たのに戻ってきたらじんわりと嫌な感触の汗をかいていました。

 すっきりとした秋晴れが待ち遠しい。