伝来のタレ2007/09/18 17:35

 テレビでグルメ番組を見ていますと、よく「何十年も継ぎ足しで大事に育てているタレ」などというのが紹介されます。コテコテになったツボかなにかにどっぷりと入ったタレ。エキスをため込んでとってもコクが出ているのでしょう。底をさらえたらなにかが出てきたりするようなことはないのでしょうが、私個人的にはあまり古いエキスというところを強調されたくないなあと思ったりしています。

 先日、先輩のブログでウインドウズのレジストリに長年にわたってたまったオリのようなゴミのようなものを整理した話を読みまして、長らくいじり回しているPCを使う私もツール
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se383083.htmlを使ってレジストリの掃除をしました。もっとも、とくに目に見えて効果があったというほどのものではありませんでした。まあ「気のもん」と言いますか…(笑)。

 そちらが一段落しましたので、つぎにずっと気になっていたIMEのユーザー辞書の整理をしました。初代ATOKからVJE-βを経て一時はMS -IMEに行ってましたが、8年ほど前からまたATOKに戻り、現在もちろん最新のATOK20を使用しています。この間ずっとユーザー辞書はユーティリティなどを使って熟成し続けてきましたので、これはまさに「伝統のタレ」。

 その中身をみますと、いやぁやはりゴミやオリやムシがいっぱい混ざっていました。ちょっと時間はかかりましたが、6000ほどの登録単語をチェック、4000ほどにシェイプアップした次第。こちらはなんとなく身軽になったような感じがしてすこしいい気持ちです。