勤労感謝の日2007/11/23 17:02

 祝日で、世間では三連休の人もいらっしゃるようですが、例によって私は仕事をしていました。訪問途中のFMでもMCが「お休み」を連発していましたが、あんただって仕事中やろなどとベタなつっこみをしつつ、好天ながら道は混雑のなかをじつに勤労しておったわけです。

 それでふと思ったのですが、勤労感謝の日とは「働いている人たちに感謝する」というより、いまや「勤労できることに感謝する」ための日ではないかと。私自身、ちゃんと健康でないと働けないし(痛風で足が痛むくらいなら我慢して仕事しますが)、働けないと零細個人事業である私などただちに生活に困ることになります。というのも、風の噂で隣の市の開業医が療養のために診療所を休止したらしいとか。まだ私よりずっと若い医者だし、どうも医師会に加入していなかったようだからそちらの支援も得られないだろうし、どうやって生活するのだろうかとか。

 勤めている会社が傾いてきたのか、給料が遅配になっていて不安と不満を訴える近しい人がいまして、もし会社がなくなったら勤労するところを失うわけで、そういう意味でも働けて収入を得られていることは、いまの日本ではほんとに感謝しなければならない境遇だなあと思った11月23日でありました。