賄賂じゃないでしょう>学位のお礼2007/12/06 22:56

 スケープゴートのように名古屋市立大学の名誉教授がパクられられた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071205i313.htm

 いやあ、業界の人間として言わせていただければ、これは賄賂ではないでしょう。便宜なんかはかっていない。そこまでいったスケジュールで、お礼は受け取ってあたりまえ、学位(博士号)をもらうためには、そういうお礼をお払いするのはあたりまえのことですよ。もらわなかったからといって拒否することはまずないので、いわゆる「便宜供与」にはならないはず。もらわなかったらどうなるかというと「あいつはお礼も出さんかった」といってその後にハミゴにし、笑いものにし、シカトさせる圧力かけたりするだけでしょう。学位そのものは与えてしまって、いわば後の祭りになってるだけのはず。

 ケーサツの勇み足でしょうなあ。

 それにしても、だ。そんなことまでして「買う」ほどの値打ちはないと思いますよ、医学博士。足の裏のメシ粒(とらなくてもどうということはないが、とらないとなんとなく気持ちが悪い)と言われてるようですが、なあに、私のように足の裏のメシ粒をとらずに30年たっても、べつに仕事でどうということはありまへん。足の裏のメシ粒も30年たったらどこかに剥脱してしもうてますわ(笑)。博士じゃないと診てもらいたくないという患者さんは、袖の下を携えて有名博士のところに詣でられたらいいだけのお話。

 ほんとに立派な仕事をして学位を得られた人たちにとっては、逆に忸怩たる思いになっておられるはず。

 今夜はちょっと過激だったかなあ。