防衛運転2008/11/02 21:34

 私は年とともに衰えてきたとはいえ(それを自覚しているだけでもたいしたものだと思うが)、車の運転にはそれなりの自信はある。なにしろ責任事故なし免停なしで40年あまりである。もらい事故も、避けようがない停車中の被追突以外はほとんどない。

 和歌山からの帰路、南紀方向は混雑していたものの、大阪方面へは空いていたる阪和高速を80キロくらいで流していたところ、90キロくらいで追い越し車線を走っていったキューブの走りが変なのに気づいた。ドライバーが気づいているのか分からないが、なんとなく不安定な挙動をしているのである。

 軽四ワンボックスがすぐ後ろを追っていたが、私はちょっと減速して距離をとったすぐあと、突然キューブがスピンして横向きになり後続の軽四と衝突したのだった。パンクではないかと思ったのだが、幸い大きな事故にならず、さらに後を走っていた大型トラックもうまく停止、それ以上の巻き込みはなく、乗っていた人たちも無事のようであった。横を抜けて現場を離脱。

 一瞬に不安定な動きに漠然とした危険を感じて減速した防衛は正解であった。競って走っていたらスピンに巻き込まれていた恐れもあったとあとで思ったのであった。

 くわばらくわばら。

コメント

_ 二立 ― 2008/11/03 00:10

こんばんは
いや、すごいですね、危険余地能力。
運動神経はともかく、先を読む能力と言うのは50過ぎでもまだ伸びそうだから、なんでも年齢制限は一考を要すると思います。

_ wando ― 2008/11/03 09:14

 いや。

 私のは、ヒトを信用できない性癖、ですよ(笑)。

 ドライバーはみんな運転がうまいと思わないと、高速道路をそんなに無防備に走れません。みなさん、よくそんなに他人を信用できるなあ、と。

_ 二立 ― 2008/11/03 09:48

すいません。危険予知でした。

<ヒトを信用できない性癖

と言うのがいちばん大事なようです。

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