わんどの身辺雑記

　昨夜こちらに帰ってきたときはまだ空気は寒かった。エアコンと床暖房をつけて遅い夕食をとった。深夜から未明にかけて、ちょっと暑くなって目覚めた。

　朝、ひさしぶりの好天。リビングにしっかりと日がさした。昼前に田辺市方面に出かけたら、途中で雨がパラついた。午後からはずっと曇っていたが、気温は高い。道ばたや山の中腹にサクラのウスピンクが見える。いつも早咲きだというソメイヨシノが咲いている。

　家の庭では、先日宝塚の植木屋さんで衝動買いした小さなシダレザクラの苗のツボミがふくらんでいる。診療所で大きくなっていたのを移植したジャスミンにはたくさんのツボミがついていて、おそらく再来週くらいには芳香を放ちそうだ。ラベンダーやローズマリーなども本格的に開花している。数種のアジサイは葉が大きくなってきた。

　紀南で目立つウメはもう落花して実をつける過程に入りつつあるようだ(今年も梅見のタイミングを逃してしまった)。

　今夜、風は強いが南寄りの暖かい風。白浜の半島の陰になる田辺湾はおだやか。

　北摂よりすこし早く、紀南に春がきた。そういうことに敏感になるのは、あと何回そういう気分を味わえるかということを感じだしたわが歳のせいかもしれない。