効いた手応えなかったなあ>ダーゼン2011/02/21 22:37

『「ダーゼン」の有効性検証を断念‐自主回収へ』
http://www.yakuji.co.jp/entry22060.html

 医学部を卒業して国試に通りなんとか医者になった1973年。そのときにはもうすでにこの薬はあった。1968年発売というからそりゃそうだ。しかも天下のタケチョウさんのお薬。新卒の医者は、外傷や炎症性の疾患のときに

抗生剤+鎮痛解熱剤+消炎酵素剤

の黄金処方をするように、当時は無給医で生活費を夜間の病院夜診や当直で稼いでいた現場で指導というか強制というか、されたのであった。どうせだから私の経験でいうと、上記の処方の具体例は「ケフレックス」「ポンタール」「ダーゼン」であった。いずれも当時の大手製薬会社の看板商品。

 「クスリ九層倍」などと言われた時代である。

 副作用がほとんどない安全な薬だと上司に教えられた。しかし、しばらく経験を積むうちに、副作用もないが主作用もないのではないかと思うようになってきた。医者の裁量ということがしばしば話題になるが、まだ若い私はその裁量を逆手にとって、ほとんど処方することがなくなった。

 本音をいうとまだあったことを知らなかったのである。そのうえ、この薬のジェネリックもいくつかあるらしい。

 40年以上も売ってきたのだから、もうじゅうぶんに儲かりましたか?