三分の二2013/09/01 00:05

8月31日だ。

一年の三分の二が終わってしまった。年をとるほど時間のたつのが早いというが、じつにそのとおりである。

月末なので、また診療報酬の請求作業とそのあとの請求書発送作業をして、そうしてまた時間が過ぎていくのだな。

前期高齢者に突入するまであと半年。

なのに今日も「これ」ということもしないまま、一日が過ぎてしまった。NHKスペシャルで震災の怖さを見ても、まあわれわれはもう(死んでも)いいかとつい思ってしまうのだ。

で、また明日から月が変わってルーティンワークの始まりだ。

ん〜、と。

社会復帰できるのか?2013/09/01 22:44

8月28日から今日9月1日まで5日間も夏休みしてしまった。

重症のかたもおられなかったし、みなさんがおそらくお気遣いもいただいたようで、じつに平穏で好きな時間を過ごすことができた。そして明日からはまた日常であり、月初なので診療報酬請求や前月分の請求書作成など、嫌な月の前半がいきなりやってくる。

で、いままではだいじょうぶだったのだが、最近、年のせいか、これだけ怠惰な時間を長く過ごすと、はたして社会復帰できるかなとじつに心配になるのだ。

シャツの一番上のボタンまで止めて、ネクタイ締めて、上着を着て…という、そもそもの出発を、明日の朝に自然にできるのだろうか。それを乗り越えれば、おそらく戦闘モードへのスイッチは入ると思うのだが、その戦闘着を装着するのにどれだけの気力が残っているかどうかがいつまで仕事をしていけるか、だ。

そして、これは今後も次第につらくなるのだろうなと思うのだが、しかしまだ私は仕事をしていかなければいまの生活が維持できない。私は自分の仕事が「誰かの役にたつために必要だ」などという気持ちは、ない。べつに私でなくても代わりの人は必ずおられる。

そのていどには緩く考えていないと、この仕事をもうしばらくはやっていくかという気になれないのだ。関係各位は、今後も私のわがままを許してくださいまし。

洞察力が低い2013/09/02 21:33

先日来、Twitterで百田尚樹さんが執拗に絡まれておられる。もっとも、絡まれても丁寧に反論、説明されるので、さらに戦線が拡大しているような傾向があって、じつに百田さんに敬意を表するものである。粘着質もあそこまでいくと立派だ(誉めてますよ)。

私はTwitterの自己紹介で「売られた喧嘩は馬鹿にする」と書いていますし、ずっと昔、NIFTY-Serveのフォーラムシスオペをやっていたころに何度か今でいう炎上を経験して、それへの対処のコツは持っているので、いまはそもそも炎上しそうな発言はしないし、もし絡まれてもだいじょうぶだと思っている。そもそも炎上しないように発言に気をつけているのは、今回の百田さんのを見ていても分かるように、無駄で無為な時間と労力が必要だからである。はっきり言えば、アホの相手はしたくない。

アイスクリームのケースに入って写真を撮って投稿するような輩は別格ではあるが、あそこまでではなくともじつは世間には洞察力、読解力が低い人たちが予想以上に多いのだと、還暦すぎまで生きてきたら感じるのだ。還暦過ぎて生きてきているなかにもその「低い」人たちは厳然といらっしゃるのでもある。

あまり過ぎるとニヒリズムのようになってしまうのだが、そうなのである。そういう連中を説得したり釈伏(笑)したりするのは無理だし無駄だと思うにいたっている。

というようなことを「たかじんのそこまで言って委員会」の録画を見ながら感じたのである。

……社会復帰できたらつい神経は高ぶってしまう修行の足りない私であった ^^;

遅いことなら牛でもするねん2013/09/04 00:38

遅いことなら牛でもするねん、謝るだけなら猿でもするんや。

私が外科医になりたてのころ、仕事場ではよくこう叱られたのだった。今の時代だとじつにパワハラまがいだが、当時は手術室で向こう臑を蹴られたりステンレスの手術道具で手を殴られたりした時代で、ハラスメントという言葉も概念もなかったのだ。

そう考えれば、戦後にミンシュシュギになって万歳と言ってたのだが、それは言ってただけで、性根はまだミンシュシュギではなかったのかもしれない。でもそのあたりのバランスのままのほうがよかったかもしれないと、この窮屈な時代になると懐かしむのである。

私はもともとイラチだから、人から「遅いことは牛でもするねん」と言われると猛然と腹がたった。そのうち言われる前にやってしまうスーパーイラチになって、人に言うより自分でやるほうが楽だと達観し、後輩に嫌がられるようになってしまったわけだ。そのためにいまだに人を使えないでいる。

いまは、日常生活でタラタラしている人を見るとつい「遅いことなら…」と言いそうになるのを我慢することたびたび。我慢できるようになったのがすごい、さすがに年を加えるとはこのことかと自分を誉めているところだ(笑)。

ちなみに、私の干支は丑。

雨に負けた水曜日2013/09/04 21:36

地面が見えないAmemilの画像
 
せっかくの予定のない水曜日、梅田にでも行って夏に酷使したワイシャツの代わりや来年のための日傘でも買うかと思っていた。

雨に負けた。

出る気が失せた。

町内のかかりつけ医のところに行って定期処方の「ディオバン」をザイロリックともども出してもらっていったん帰宅。ディオバンは先日来話題になっているノバルティスファーマの降圧剤である。降圧剤としてはとくに問題はないはずなので、私は変更する気はない。同業者のなかにはMR(薬剤情報担当者)に騙されたと言っているかたもおられるようだが、私はべつに気にしない。そもそも私の診療所にはMRさんはそのメーカーどころかどこの会社も来たことがないし(笑)。

それはともかく。

雨に完敗は悔しいので、おそらくいちばん激しいときに川西能勢口駅近辺にでかけた。得意の土地勘を全開してほとんど濡れずに用件と買い物を終了。

局所的には雨に勝ったで。

それにしても、今日は朝から関東中心に地震、栃木県の竜巻、九州から東海にかけての大雨。今年の異常気象地象を凝縮したような一日だった。

2年前の昨日と今日は紀伊半島大水害が起きたことも忘れてはなるまい。合掌。

楽しいお店2013/09/06 01:23

19時前出発で21時すぎに白浜帰着。

雨と気温が下がったからだと思うが、田辺湾が見えるようになってきたら、対岸の灯がクリアだ。夏のあいだはずっとぼーっと霞んでいたのだ。秋だ。秋が来たのだ。

数ヶ月ぶりに温泉を張ってからいつものように「九十九」さんへ。

お店の空気がいつものように戻っていた。夏は別のお店のようなのだ。そして、常連さんが何人も…。楽しいお店の復活である。

夏の繁忙期には常連も入れないときが多い。というか、遠慮することが多い。お店の雰囲気も夏バージョンだ。

でもこの夏場に稼いでいただいてお店は続けていただかなくてはならない。

楽しいお店は、それだけで白浜への吸引力になるのだ。

http://www.shirahama99.com

じつに秋を実感2013/09/06 22:06

天気がよくて昼間はなかなか暑かった。しかし日陰に入ると風は涼しい。

非が沈むと一気に気温が下がり、虫の声が賑やかになって、これはじつに秋だ。

よく考えてみれば、あと2週間ほどすれば秋分の日なのだから、こういう気候になってもらわなくては困る。

白浜に帰ってきたときの気分もようやく安らかなものになった週末。

充実している週末2013/09/07 23:40

木曜日の夜に白浜に帰ってきて、いつものように「九十九」さんに行き、盛り上がって日付が変わってから帰宅。

昨朝はさすがに寝坊して、早朝の凪の時間帯を逃してしまった(白状すると、早くに出港するのは無理だと諦めていたのだ。私は弱い男なのである、ほんとは・笑)。それでも修理を依頼してあった軽四を受け取りに隣町へ出向き、そのままついでに「富田の水」を汲みにいき、ホームセンターで葉物の苗や堆肥を買って帰った。午後からは庭の畑の作業。

けっきょく昼ご飯を抜いたので、早めに行きつけの「竹寳」さんに行って美味いモンをいただき満足したのだが、お勘定という時期になって私の持病の鼻出血にひさかたぶりに襲われてちょっとパニック。

体調管理のため昨夜は早くに寝たので、今朝は早く起床できた。それでもフレブル恬に散歩させたり朝ご飯を食べさせたりしたので出港は7時半ごろになってしまった。どんより曇っていたが海はベタ凪。

けっきょくひさしぶりにオカズが釣れ、11時に帰港したので、後始末をしたあとでも余裕で「まんま・てんや」さんに行くことができてカツカレーにありついた。

いまのところ、最近にない充実している週末を過ごし中。