わんどの身辺雑記

大阪で万博が開かれることになって、大阪ではそれなりに盛り上がっているように見える。すでにテレビCMには万博の文字がどんどん入ってきている。

ところで、わたしもこの万博の開催年には別の意味があることを、開催決定の喧噪のなかでつい忘れていた。

医療や介護の業界ではついこの前まで(いまも)「2025年問題」と言われてきているのである。わたしら団塊世代がすべて後期高齢者になって、社会保障の費用が極大になる問題。じっさい、大阪万博のときには、生きていればわたしは76歳という立派な後期高齢者である。

2025年を待つまでもなく、すでに高齢者の介護の状況は日々悪くなっている。先日の「NHKスペシャル」(※)でサ高住の問題が取り上げられていたが、これはもう全国的な傾向だと思われる。

自分が渦中になる2025年、白状するとじつはわたしも自分の対策をたてられないでいるのである。

(※) https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20181117