わんどの身辺雑記

ここ数年、川西市では診療所の新規開業が続いている。わたしが川西市で仕事をしだしてから、ある時期は新規開業が途切れていた。このまま診療所も高齢化していくのかと心配した(まあ、わたしが心配してもしかたないのだが)。だから若いドクターが新規開業なさるのはいいことなのである。

ただ、当地では高齢化が進んでおり、人口も目立って減少している。ここでの新規開業の目算はどのようなところにあるのだろう。

もちろん、地域としても医師会としても、世代交代がうまくいくことは歓迎すべきである。しかし、そこそこ重装備で開業して、いまの時代にだいじょうぶなのかと、人ごとながらすこし心配するのだ。

開業医はそもそもワークライフバランスには無縁の仕事。身体を壊さぬように長く続けてほしいものだ。