わんどの身辺雑記

わたしが子どものころ、母は季節外れに暖かいとよく
「大きな地震がくるのではないかねえ」
と言っていた。じっさいに大きな地震がきたことはないが、おそらく昔のなんらの記憶があったのではないかと思う。子どものわたしにその根拠をさらに尋ねるほどの賢さはなかったのが、いまになって悔やまれる。

いろいろあっていまや地震は予知できないということになっていて、暖かいからとか、GPSの変動とか、電磁波の異常とか、逆にいろいろと出てきているのだが、ともかくわが国ではどこでもいつでも地震は起きる。

南海東南海では大きな津波の危険性があるという点で、地震だけでない怖さがあるわけだが、直下型も怖いし。

阪神淡路から23年。

経験していても忘れかけている怖さを、いまいちど再確認しなければと思うのである。