高齢者講習2020/02/06 22:35

昨年の10月に予約しようとしたらなんと最速で5ヶ月後の今日だったという、自動車運転免許更新のための高齢者講習を受けてきた。70歳から74歳までの更新で義務づけられているやつである。

どんなことをするのか人に聞いても、座学があるとか実車運転もするねんとか、断片的にしか情報がなかったので若干の不安と緊張をもって川西市のとなり、猪名川町の自動車学校に出向く。天気予報どおりとんでもなく寒く、雪がちらつく。もうすこし町の北部に行くと寒天工場があるのが猪名川町だ。寒い。

フロントで受付して待っていると、同年配かすこし下の教官から呼ばれ、今日の受講の3人のかたといっしょに講習の部屋へ。大きな建物の片隅の、ひょっとしてこの講習が始まる前は物置かなにかだったのかという雰囲気であるが、ちゃんとエアコンが効いているのでぜいたくは言えない。

定時にまず講義が始まる。とはいえ、それほど堅苦しいものではなく、配布された数枚の資料(交通事故の統計や例示、高齢者の免許更新の手続きなど)をざっと説明するていど。20分ほどして隣室に移動。ここでひとりづつ静体視力、動体視力、夜間視力、視野を測定。すべて終わるまで30分ほどかかった。

その後に実車講習。2人づつ2組に分かれて1台の教習車を使う。あとで乗るわたしらは最初の部屋でビデオで自習である。

実車講習ではスタートして外周を半周、すぐに枝道に入っていわゆる車庫入れ、そのあとぐるりと回ってからS字とクランク。教習車のマツダアクセラはロングノーズで直前の視界が悪く、S字クランクはかなり勘が必要だったが無難にクリアした。さらに1周して5個並んだコーンを使ったスラロームを経て終了。つぎはわたしが後部席に移ってもうひとりのかたが同じコースを走る。そのかたも現役で大きな車を運転しているとのことで、問題なく終了した。指摘される注意は2人ともなかった。

部屋に戻って待っていると「高齢者講習終了証明書」を渡された。これがないと更新ま手続きができないのだ。

17時30分に終了。疲れたような疲れていないような…。