認定審査2020/06/16 21:29

月に2回の介護認定審査会。

次回は1回お休みでもいいでしょうかと事務局の担当者さん。急激に審査の件数が減っているという。理由は分かっている。コロナ騒ぎで更新のさいのとくに基本調査が難しくなり、特例として1年間はそのまま延長してよいという「お触れ」が出たので、かなりの更新対象が延長されたのである。だからこれまでなるべく平準化できるような方策で運用してきたバランスが崩れたのである。

このお仕事はけっこう負担なので、1回休みは嬉しい。楽だ。

しかし、喜んでばかりはいられない。

特例が終了した後は、特例で延長された更新ともともとの更新が一気に重なって大混乱になることが容易に予想されるのである。先送りの歪みが1年後くらいにどっとおしよせるはず。現在35件の審査を、またまた45件お願いとかいうことになるにちがいない。

わたしはいいが、審査委員のなかには「同じ報酬で件数がなし崩しに増える」ことにずっと不満を持っている人もいる。やむをえず引き受けた審査会の会長の立場としては、そういう不満分子にも納得してもらわなければならない将来が目に見えていまからうっとうしいのである。