わんどの身辺雑記

認定特定非営利活動法人「ささえあい医療人権センターCOML」が本拠地を東京に移転することになったのにともない、20年も使ってきた事務所を6月に移転してから初めて事務所に行った。

ずっとやってきた「弁護士さんに対する相談業務」である。この仕事も東京に移転することで終了するが、移転が発表されたとたんに弁護士さんがたからの契約の打ち切りが続いたというのは、なかなか味わい深い(笑)ものがあって、そんなものは弁護士さん側の考えかたでどうとでも継続できるのになあと思ったりしたのだが、それはともかく。

ひょっとしたら今回が最後になるかなと思いながらの相談業務を控えての準備作業。もちろん相談そのものもであるが、無償ボランティアであって、弁護士さんからの報酬は法人への寄附になって、法人の運営の原資の一部になることでわたしらのCOMLへの貢献になるという仕組みである。

患者さんの立場にたって医療者が問題を検討するとい希有な活動は貴重だったと思う。微力ながらCOMLのこの業務に協力した数十年は、わたしの本業にとってもけして無駄ではなかった。

COMLの創始者で初代理事長辻本好子さんの祥月命日を来週に控えた今日のCOMLの仕事、時間の余裕があって現理事長山口育子さんをはじめとするスタッフさんたちとひさしぶりにお話しもできた。

事務所移転に伴って発掘されたというわたしの数十年前の写真を渡された。じつに恥ずかしい40歳台のわたしが写っていた(ぜったい公開しないぞ)。

https://www.coml.gr.jp/